日中韓は奇妙な関係?国民の相互認識は「信頼できないけど協力必要」

Record China / 2019年1月11日 10時50分

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9日、韓国・世界日報は「『信頼度は低いけど協力せねば』…韓日中の互いの認識は」と題する記事を報じた。資料写真。

2019年1月9日、韓国・世界日報は「『信頼度は低いけど協力せねば』…韓日中の互いの認識は」と題する記事を報じた。

記事はまず、「日中韓の3カ国が最近、各種の懸案をめぐって対立を深め、関係が急速に冷え込んでいる」とした。日韓は慰安婦問題や強制徴用問題に続き、今年は3・1運動および臨時政府樹立100周年など歴史的に重要な年を迎えている。記事は「韓国側は『日本の正しい歴史認識が必要』との立場だが、日本はレーダー照射問題を取り上げ『韓国たたき』に熱を上げている」と主張している。また日中については、「領土問題などで複雑な状態にある」とし、中韓も「THAAD(高高度防衛ミサイル)問題で関係が悪化し、両国間の信頼は完全に回復していない」と伝えている。

その上で記事は「このような軍事・外交的問題の中、3カ国の国民は互いに不信感を抱きながらも協力の必要性に共感している」と指摘。日中韓協力事務局(TCS)がKANTAR Publicに依頼して昨年7月に3カ国の国民3000人を対象に実施した相互認識調査では、日韓の中国に対する親密度は32.2%で、信頼度は27.8%(韓国31.4%、日本24.2%)にとどまった。中韓の日本に対する親密度は33.9%、信頼度は42%だった。日中の韓国に対する親密度は40.4%、信頼度は47.8%と3カ国の中では最も高かったという。記事はこれを受け、「韓国が最も親密で信頼できるパートナーとして認識されている」と伝えている。

一方で、回答者の82.2%が「3カ国の協力が必要」と回答。協力が必要な分野としては「環境および大気汚染に対する共同対応」「経済協力体制の構築」「環境にやさしいエネルギーの共同開発」などが挙げられたという。

北東アジア関係に詳しい外交消息筋は「ナショナリズムが絡み合い、3カ国の国民の相互信頼レベルは低いのが現実」としながらも、「3カ国協力への期待が高いことが分かり、高齢化・環境・原発の安全性・子どもの保護・犯罪の予防などの分野において、協力の拡大と広報の強化を通じて互いに信頼を高める必要がある」と述べているという。

これを受け、韓国のネット上では20~30代の男性ユーザーを中心にさまざまなコメントが寄せられている。3カ国の関係性を「まったく奇妙な関係だね」「小さな韓国は日中の真ん中で独りぼっち」「アフリカも欧州もまとまってるのに、アジアはまとまらないね。残念」などと表現している。

一方で中国に対しては「直接被害を与えてくるのは中国」「中国は外して。韓国の繁栄と自由を脅かす思想を持った国だから」、日本に対しては「協力はしなきゃならないけど、日本人は北朝鮮と韓国がうまくいくのが気に入らないみたい。どうする?」「まさに今日本は韓国を脅かしてる。きっと米国が自分たちの味方だと信じてるのだろう」などといった意見も寄せられ、中には「日本とは協力の可能性もある。独島(竹島)を韓国領と認めて過去の歴史を反省したら親密度も上がるだろう。でも中国は信じられない」との意見も。

ただし「憎くて嫌いでも仕方ない。お隣さんなんだから、しっかり協力しようよ」「北東アジアはもっと近づかなければならない」と呼び掛ける声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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