国籍目当ての中国人の「出産旅行」に反対の声高まる、中国人妊婦は反論「経済に貢献している」―米華字メディア

Record China / 2019年1月11日 23時20分

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10日、カナダで中国人の「出産旅行」に反対の声が上がっている。資料写真。

2019年1月10日、カナダで中国人の「出産旅行」に反対の声が上がっている。米華字メディア・多維新聞が伝えた。

ニューヨーク・タイムズによると、観光ビザでカナダに入国し、出産する中国人が増えている。カナダは「出生地主義」を採用しており、カナダで生まれた子どもにはカナダの国籍が付与される。こうした国籍狙いの出産が増えており、現地で問題視されている。

報告によると、カナダの非常住人口が出産した子どもの数は毎年1500~2000人に上る。カナダの政治家や専門家からは「出産旅行は合法かもしれないが、手段を選ばず、道徳的でない」「カナダの公民権はカナダに住んで国家に貢献する人に与えるべきだ」との声も上がっている。現地の妊婦のベッド数不足や、親の移民によりカナダの負担が増えるとの指摘もあり、法律で出産旅行を規制する動きも出ている。

これに対し、中国の妊婦らは「経済に貢献している」と反論。ある女性は「出産旅行の費用は高額で、カナダの医療システムや現地経済の貢献につながっている。子どもにカナダの福利厚生を受けさせるつもりもない」と話している。上海のあるインターナショナルスクールでは、カナダ国籍の子どもは学費が15万カナダドル(約1200万円)安くすむなどのメリットがあるという。(翻訳・編集/藤井)

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