「私をレアル・マドリードに行かせなかった」=中国元サッカー選手がSNSで現役監督の「腐敗」暴露、監督は反論

Record China / 2019年2月18日 21時20分

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スーパーリーグの北京国安などで活躍した中国人の元サッカー選手・高雷雷さんが16日、当時北京国安を率い、現在は天津天海の監督を務める沈祥福氏を中国版ツイッター・微博で猛批判した。

スーパーリーグの北京国安などで活躍した中国の元サッカー選手・高雷雷(ガオ・レイレイ)さんが16日、当時北京国安を率い、現在は天津天海の監督を務める沈祥福(シェン・シアンフー)氏を中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で猛批判した。

高さんは同日、スペインから微博を立て続けに3回更新。「あなたはかつてミーティングで『選手にできることは何か。1年でも長くプレーして金を稼ぐことだ』と言っていた。間違ってはいない。だが、監督として選手にサッカーは金を稼ぐ道具だと教えたら、どんな選手が生まれるだろうか。あなたのような監督が多いからこそ、中国選手はサッカーで金を稼ぐこと、八百長をすること以外は何も知らない」とした。

また、「こんなこともあった。試合後、サポーターににこやかにあいさつした後、あなたはロッカールームに入るなりチームに対して『サポーターはサッカーをまったく分かっていない』と語った。私は『では、あなたは分かっているのか』と聞きたかった」と暴露。「素晴らしい監督はまず人として素晴らしい。あなたはサッカー界の『良い人』で通っているが、この業界にはあなたのようなろくでもない『良い人』があふれている」と厳しく批判した。

さらに、2006年にスペインの強豪レアル・マドリードとプレシーズンマッチを行った際のことを挙げ、「レアルは私を気に入った。私は自分が通用しないことは分かっていたが、興味を持ってくれただけでうれしかった。しかし、あなたは私を行かせなかった。帰国後も、私にプレーする機会を与えず、1年間干した」と主張。99年に高さんともう一人がドイツのクラブチームの練習に参加する予定だったものの、沈氏の「使えるやつは残す。使えないやつを派遣せよ」との意向で取り消されたとし、この事実を数年たった後に知らされたと訴えた。

高さんは投稿で沈氏の名前に言及していないが、当時、チームを率いていた沈氏のことであることは明白だった。

これを受け、沈氏は「高雷雷はレアル・マドリードに気に入られていないし、阻止したこともない。北京国安は確かに選手を選抜してドイツにトレーニングに行かせたが、チームは高雷雷を選んでいない。高雷雷は独りよがりなプレーをするためチームになじめず、出場時間が減少したのであって、私がプレーさせなかったのではない。私はこれまでいかなる八百長もしたことがないし、選手にさせたこともない。サポーターがサッカーを知らないと言ったのは、個人的な侮辱をしてきたことに対するものだ」などとする文章を発表した。

ただ、中国のネット上では「高雷雷を信じる」といった声が大勢を占め、「選手がレアル・マドリードでプレーしたくないと言うのは信じられないが、監督が私利私欲のために選手を出さないという話は信じられる」といった声も上がっている。中国では以前からサッカーをめぐる腐敗を指摘する声が多く、サポーターの批判の的になっている。(北田)

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