「日本が強制連行を認めたのか知りたい」韓国の元慰安婦が裁判所に訴え

Record China / 2019年3月8日 11時50分

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7日、韓国・YTNによると、韓国の元慰安婦女性が裁判所に提出した1通の手紙が注目を集めている。写真は南京利済巷慰安所旧跡陳列館。

2019年3月7日、韓国・YTNによると、韓国の元慰安婦女性が裁判所に提出した1通の手紙が注目を集めている。

「民主社会のための弁護士の会」所属のソン・ギホ弁護士は同日、ソウル中央地裁で行われた「日韓慰安婦合意」の協議文書の公開を求めた訴訟の控訴審の口頭弁論の後、1通の手紙をメディアに公開した。

手紙は元慰安婦の吉元玉(キル・ウォンオク)さんが裁判所に宛てて直筆で書いたもので、「私は慰安婦と呼ばれた23人(現在は22人)の生存者のうちの1人」との言葉で始まっている。続けて「故郷は平壌で、13歳の時に日本により連行され、言葉にできない苦痛を味わった」とし、「私はもう92歳。死ぬ前に真実が明らかにされることを願っている。日本が慰安婦問題の真実である強制連行を認めたのかどうかについて、国民が知れるようにしてほしい」と訴えている。

朴槿恵(パク・クネ)政権時代の15年12月28日、日韓は慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に解決」とした合意を結んだ。その後ソン弁護士は、合意の過程で日本が「強制連行」の事実を認めたのかどうか明らかにするため、当時の合意内容が含まれる文書の公開を求めて訴訟を起こした。

1審は、外交部に関連文書を公開するよう命じる原告勝訴の判決を出した。しかし外交部は判決を不服として控訴している。

これに、韓国のネットユーザーからは「朴前大統領は消せない罪を犯した」と前政権を批判する声や、「被害者が亡くなる前に日本の謝罪が見たい」「当然公開されるべき。被害者には知る権利がある。外交、国益ではなく被害者中心の解決が必要だ」「日本と仲良くするにはこの問題を必ず解決し、歴史を正して新たに始めなければならない」と訴える声が上がっている。また「韓国国民がデモをしよう。大規模なデモをすれば日本政府も動くかも」「吉さんの願いに韓国国民が応えなければならない。あらゆる手段を使って元慰安婦が一日も早く公式謝罪と法的賠償を受けられるようにしよう」と呼び掛ける声も。

一方で「反日扇動だ。かわいそうなおばあさんたちを政治に利用しないでほしい。残りの人生はゆっくり過ごさせてあげて」「慰安婦を利用する今の政権は日本より悪い」「強制連行を証明できるものはない。だからいくらそれを謝罪しろと言っても無駄。韓国政府もそれを分かっているが、反日感情をあおり、政治に利用するため同じ主張ばかり繰り返している」など、韓国政府に対する疑いの声も多く上がっている。

その他「日本は十分に謝罪した。もう“過去のもの”にしていい時だ」「以前は慰安婦合意に反対していたけど、今考えると当時はこれが最善だった。被害者が全員いなくなった後に謝罪を受けても意味がないし、受けられる保証もない。それに、正直、被害者が望む心からの謝罪とは賠償のこと。これらの点を考えると結果的に悪くなかった」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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