あおり運転、「日本はいち早く指名手配し逮捕、韓国ではノロノロ捜査」と現地紙

Record China / 2019年8月25日 11時30分

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日本中を騒がせた「あおり運転事件」は、韓国でも関心を集めている。韓国紙は容疑者がいち早く逮捕された経緯などを詳報する一方、済州島で起きた同様の事件では「ノロノロ捜査」などと警察の対応を批判している。資料写真。

茨城県内の高速道路であおり運転を繰り返し、相手のドライバーを殴るなどした男らが逮捕された事件は、韓国でも関心を集めている。韓国紙は男がいち早く指名手配されて逮捕されたた経緯などを詳報する一方、済州島で起きた同様の事件では「ノロノロ捜査」などと警察の対応を批判している。

日本中を騒がせたあおり運転について、朝鮮日報は「被害者が通報すると、警察はすぐに被害者の乗用車に残っていた指紋を採取、スポーツ用多目的車(SUV)を貸していた会社を家宅捜索し、加害者の身元を割り出した」と報道。「犯人が特定されたと判断するや、すぐに容疑者の氏名と顔を公表、全国に指名手配した。警察は『高速道路であおり運転により危険な状況を招いたため逮捕する必要がある』と発表した」と伝えた。

さらに「この間、日本のメディアは警察が公表した容疑者の身元を事細かく報道した。出身地や出身校、職業はもちろん、性格や子どものころの様子、親の身元まで伝えた」と説明。「『車』と『女』に容疑者は昔から執着していたという昔勤めていた会社の同僚のインタビューまで報じられた。日本人たちはSNSで加害者の身元に関する情報を転載し、速やかな逮捕を応援した」と続けた。

同紙によると、済州島の事件は7月4日午前に発生した。会社員A氏が家族と一緒に乗用車で走っていたところ、B氏が乗っていた起亜自動車のミニバン「カーニバル」がウインカーもつけずに突然、前に割り込んできた。A氏がクラクションを鳴らして抗議すると、B氏は車を止めて降りてきて、A氏に水の入ったボトルを投げつけ、拳で殴った。B氏は自分の暴行の様子を撮影していたA氏の妻をののしり、携帯電話を奪って道路の外に投げた。

A氏は警察に通報し、加害者の身元はすぐに分かったが、捜査は一日、また一日と先送りされた。警察は「B氏個人の事情」を理由に事件発生から17日目になってようやくB氏を出頭させて事情聴取した。B氏は警察の聴取に「腹いせにやった」「私は間違った運転をしていない」と語ったという。警察はB氏を暴行と器物損壊容疑で在宅のまま立件したが、被害者のA氏に対する事情聴取は始まってもいない。警察は「B氏が望んでいない」として、事件に関する情報を何も公表しないままだ。

朝鮮日報は交通事故を専門とする弁護士の「捜査機関の生ぬるい対応と裁判所の軽い処罰が同様の犯罪の量産につながることになる」との見解を紹介。「韓国で起こった同様の事件は45日間『捜査中』だ。加害者は今も街を闊歩(かっぽ)している」と糾弾した。(編集/日向)

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