「韓国大統領府がコロナ感染者数を意図的に操作」と韓国メディア、ネットで批判も

Record China / 2020年3月31日 16時0分

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30日、韓国・朝鮮日報は、韓国大統領府が公開している新型コロナウイルス感染者情報について「感染者数の減少を強調するため操作されていた」と指摘した。写真は韓国。

2020年3月30日、韓国・朝鮮日報は、韓国大統領府が公開している新型コロナウイルス感染者情報について「感染者数の減少を強調するため操作されていた」と指摘した。

記事によると、韓国大統領府は今月10日から、ウェブページに韓国内の新型コロナウイルスの日別感染者数と治癒者数の推移を示したグラフを掲載している。グラフでは2月末以降に感染者数が急減し、治癒者は徐々に増加していたという。

しかし記事は「グラフの横軸の間隔に問題があった」と指摘。27日時点のグラフは新規感染者が最も多かった2月29日(916人)からスタートし、3月4日(4日間隔)、7日(3日間隔)、9日(2日間隔)、14日(5日間隔)の感染者数を記していた。記事は「日付の間隔はばらばらだが、グラフは間隔が一定であるかのように描かれていた」としている。また、3月3日、6日、11日など前日より新規感染者が増加した日はすべて省かれていたという。

その後、指摘を受けた大統領府は日付の間隔が一定になるよう修正した。これについて韓国延世大統計学科のキム・スッキョン教授は「今回の横軸表記は意図的に操作したものだ」と指摘しているという。

また、大統領府が10日に初めてこの情報ページを開設した際も、感染者は「新規感染者」のみを表記した一方、治癒者は「累積治癒者」を表記して「情報を歪曲(わいきょく)している」と指摘する声が上がっていたという。

これに韓国のネットユーザーからは「全ての情報を正直にオープンにするというマインドを持ってほしい」「グラフを作る時に間隔を一定にするのは基本中の基本なのに」「新規感染者が100人を超えているのに政府の対応を自画自賛している時から、選挙運動に国民の命が利用されていると感じていた」「政府は総選挙前に検査条件を強化し、感染者数を急減させるつもりでは?」など批判的な声が上がっている。

一方で「客観的に表記しても他の国よりうまく対応できている。これは事実だ」「毎日の正確な感染数が発表されている。グラフにどう表記するかは大した問題じゃない」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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