中高生の口からこんな言葉が…韓国の「スポーツいじめ」の実態には驚かされる―中国紙

Record China / 2021年2月18日 19時20分

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中国紙・環球時報は18日、「韓国の学校の“スポーツいじめ”には驚かされる」と題し、韓国で行われたアンケート調査の結果を伝えた。写真は釜山の学校の体育の授業風景。

中国紙・環球時報は18日、「韓国の学校の“スポーツいじめ”には驚かされる」と題し、韓国で行われたアンケート調査の結果を伝えた。

記事は冒頭、「韓国女子バレーボール選手であるイ・ジェヨン、イ・ダヨンの双子姉妹に発覚したいじめ問題が物議を醸す中、韓国国家人権委員会がこのほど発表した調査によって、人々の視線が再び韓国スポーツ界のいじめ文化に注がれている」とした。

韓国紙・中央日報によると、同調査は5274の小中高校でスポーツをしている6万3000人の児童・生徒らを対象にしたもの。その結果、14.7%にあたる8440人が、過去にコーチや先輩から暴力を振るわれたことがあると回答した。侮辱や脅迫など、言葉による暴力を受けたとの回答は15.7%(9035人)だった。

言葉による暴力の被害が最も深刻だったのは小学生で、身体的な暴力が最も深刻だったのは高校生だといい、年齢が上がるにつれて身体的な暴力が増える傾向が明らかになった。また、多くの児童・生徒は「報復されることを恐れて」あるいは「どう対処していいか分からない」ため、問題解決に消極的だったという。

一方で、「成績を出すためには殴られることも必要。そうでないと上達しない」「先輩たちがしてきたことだから、自分たちの番になれば自然とそうなる。殴られれば奮起する」といった回答もあったといい、環球時報の記事は「中学生や高校生の口からこのような言葉が出てくるとは想像できない」と評している。

専門家は「校内スポーツの場合、学年が異なる選手が一緒に練習するため、こうした暴力文化が起こりやすい。スポーツ界の暴力を根絶するには、エリート選手を中心とするスポーツ文化を変えていかなければならない」と指摘した。

中学時代のチームメートへのいじめが発覚したイ・ジェヨン、イ・ダヨン両選手は、所属チームから無期限の出場停止処分が下されたほか、ネーションズリーグや東京五輪など、すべての国際大会の選考から除外された。韓国バレーボール協会は「校内暴力の問題にきちんとした措置を講じなければ、同様の事件の発生を防止することは難しい」と述べている。(翻訳・編集/北田)

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