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【中国キーワード】新労働形態はどこが「新しい」か?

Record China / 2021年10月4日 13時0分

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ここ数年、次世代情報技術の後押しを受けて、デジタル経済が勢いよく発展し、働く環境や働き方を大きく変え、数多くの新しい労働形態を生み出している。

ここ数年、次世代情報技術の後押しを受けて、デジタル経済が勢いよく発展し、働く環境や働き方を大きく変え、数多くの新しい労働形態を生み出している。

デジタル化した雇用や感情労働、テレワークやシェアリング社員など、雇用の新しい形態やスタイルが急速に成長し、活気を呈している。新労働形態とは何か。その新しさはどこにあるのか。どんな意義を持つのか。

■新労働形態とは何か?

デジタル技術のイノベーションがシェアリングエコノミーやオンライン経済の発展を牽引し、クラウド(オンライン)顧客サービスやショート動画、オンライン教育などのコンテンツプラットフォームによってフレキシブルワークの環境が作られ、時間や空間、スタイルにおいて職業選択の可能性が広がり、供給サイドの雇用ポジションが増加した。

首都経済貿易大学中国新職業形態研究センターの張成剛(ジャン・チョンガン)センター長は数年にわたる調査研究に基づいて、新労働形態で働く人の「群像」を次のように描き出した。新労働形態で働く人は「95後(1995年から1999年生まれ)」と「00後(2000年代生まれ)」が中心で、4年制大学と高等職業大学(学校)を卒業した人の割合が高く、主体的に選んだか、起業や再就職のための「ステップ」と考える人が多く、同じ条件であれば従来の労働形態より収入がやや多い。また、こうした人々はある程度の自主性と創造性を備え、市場ニーズに迅速に対応し、変化することができるという。

求人ニーズを見ると、中国人民大学労働人事学院が発表した「中国フレキシブルワーク発展報告(2021年)」によると、2020年の中国企業のフレキシブルワークの採用率は約55.7%で、19年より約11ポイント上昇し、また企業の30%近くがフレキシブルワークの規模を維持するか拡大しようと考えている。また、中国社会科学院社会学研究所の朱迪研究員は、「インターネット経済が切り開いた新しいブルーオーシャンが、フレキシブルワークに就こうとする若者にフィットするより多くの雇用ポジションのプラットフォームを生み出している」と指摘している。

■新労働形態はどこが「新しい」か?

新労働形態によって従来の雇用よりも自主的で自由な、より柔軟な労働機会が生み出されたことで、個人価値の最大化が実現された。新労働形態によって、次の3つの転換が実現した。1つ目は「会社に在籍する社員」から「オンライン上の個人」への転換、2つ目は「1人1職業」から「1人複数職業」への転換、3つ目は「雇用先所属者」から「社会所属者」への転換だ。プラットフォーム型企業について言えば、多くの資産を抱えた経営スタイルから少ない資産での身軽な経営スタイルへの転換が実現した。

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