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中国AI“四小龍”は実は崖っぷち?真打ち「商湯科技」のIPOは、業界の体質を一新するか

Record China / 2021年10月7日 8時20分

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中国AI業界には“AI四小龍”と呼ばれるユニコーン4社がある。最近、その中で最大の、商湯科技の上場申請が伝えられた。

中国AI業界には“AI四小龍”と呼ばれるユニコーン4社がある。最近、その中で最大の、商湯科技(センスタイム)の上場申請が伝えられた。他の3社は、すでに上場を目指して動き出している。真打ちの登場により、中国AI界は新しいステージへ進むのだろうか。

■AI四小龍…創業者は米国仕込み

米国スタンフォード大学によれば、中国のAI関連論文数は、2017年から世界一となっていたが、2020年には論文引用数でも世界一となった。明らかに影響力を増している。その社会実装をリードするのが、AI四小龍である。

商湯科技(SenseTime)…2014年4月、上海。創業者・湯曉鷗(香港中文大学教授、マサチューセッツ工科大学博士)人工知能、顔認証、自動運転。

曠視科技(Beijing Megvii Co., Ltd)…2011年10月、北京。創業者・印奇(清華大学卒、コロンビア大学博士)ディープラーニング、IOT。

依図科技(Yitu)…2012年9月、上海。創業者・朱瓏(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)顔認識、人工知能。

雲従科技(cloud Work)…2015年4月、広州。創業者・周晞(中国科技大学修士、イリノイ大学博士)人工知能、ロボット操作。



創業者たちの共通点は、米国の大学でコンピューターを学んでいることだ。以下個別に見ていこう。

■商湯科技…香港市場IPOを計画

AI四小龍の中で、最も存在感を放っているのは「商湯科技」である。NHKのドキュメンタリーにも取り上げられ、国内でも“神秘的企業”とされている。これまでIPOに興味はない、と見られていたが、2021年8月末、香港市場へIPO目論見書を提出した。実現すればAI関連では世界最大のIPOと見られ、正真正銘の真打ち登場である。クアルコム、ホンダ、ファーウェイ、シャオミ、アリババ、ソフトバンク、テマセクなどのそうそうたる企業と取引または資本関係があり、売上も4社の中では頭一つ抜けている。しかし、欠損の大きさもまた同様だ。(売上/欠損)

2018年 18億5300万元 34億3300万元  

2019年 30億2700万元 49億6800万元  

2020年 34億4600万元 121億5800万元  

2021年(上半期) 16億5200万元 37億1300万元

3年間の欠損合計は、242億7200万元(約4180億円)にも上る。目論見書によれば、調整後の3年間の実質損失は28億6100万元という。上場すれば、企業価値があからさまになってしまう。

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