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世界の自動車産業地図を描き替える中国車、欧米メーカーは強く警戒―中国メディア

Record China / 2024年2月19日 7時0分

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電気自動車などを中心に中国からの自動車輸出が激増しており、欧米メーカーは強く警戒するようになった。写真は「主戦場」の一つであるメキシコの首都のメキシコ市。

中国メディアの観察者網は16日付で、フォーチューンやロイターなど欧米メディアの報道を引用しつつ、欧米の大手自動車メーカーが中国車の輸出急増に注目し、大いに警戒している状況を紹介する記事を発表した。

ソフトウェア関連などを手掛けるウルフラム・リサーチが15日にニューヨークで開催した自動車関連の会議では、欧米の自動車大手企業の高級幹部の多くが、中国の自動車メーカーによる競争圧力の激化に対応するために、電気自動車(EV)の生産コスト削減に知恵を絞っていることを明らかにした。フォードのジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)は、「メキシコで販売されている自動車の25%が中国製だ。世界は変化しつつある」と発言したという。

なお、メキシコ統計局とメキシコ自動車流通企業協会による1月24日の発表によると、比亜迪(BYD)、江淮汽車(JAC)、吉利など中国ブランド車の2023年におけるメキシコでの販売台数は前年比63%増の12万9329万台だった。メキシコ市場での中国車のシェアは19.5%で、同年通年ではファーリーCEOが言及した25%には達しなかったが、19年には6.4%だったことを考えれば、いずれにせよ激増状態だ。

フォーチュンによると、米国や欧州の自動車メーカーはかつて、米EVブランドのテスラに追いつこうと努力したが、その後になり、より低価格の中国のEVの海外販売が加速して、競争が激化した。西側の自動車メーカーにとって難しいのは、EVの価格を引き下げて市場を奪い合うことと、投資家が求める利益を得ることを両立せねばならないことだ。

世界第4位の自動車グループであるステランティスのカルロス・タバレスCEOは中国自動車メーカーの躍進に関連して、「私が短期主義者なら、利益率を低下させるだけで、EVの販売台数をすぐに伸ばすことができる」と自嘲(じちょう)気味に語った。

ロイターによると、ステランティス傘下のブランドであるシトロエンは23年、中国の競合他社と低価格EV市場で競い合うために、2万3300ユーロ(約377万円)の低価格車種を発表した。同社のタバレスCEOは、電池の原材料コストの低下のおかげで、この車の利益は従来のガソリン車に「近づきつつある」と説明し、低価格路線を加速したいと述べた。

仏ルノーも同様に、EVのコスト削減に注力している。ただし同社のルカ・デメオCEOは、大型モデルについては価格引き下げは難しいとの考えを示した。

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