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ジブリ作品の心奪われるキャラクターたち―中国メディア

Record China / 2024年4月20日 13時0分

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16日、中国国営テレビ(CCTV)の映画チャンネルの番組・中国電影報道が、スタジオジブリ作品の心奪われるキャラクターたちについて紹介した。

2024年4月16日、中国国営テレビ(CCTV)の映画チャンネルの番組・中国電影報道が、スタジオジブリ作品の心奪われるキャラクターたちについて紹介した。

動画はまず、「単体で心を奪うキャラクター」としてトトロとカルシファーを挙げ、「宮崎駿監督の作品の中で最も有名なのは『となりのトトロ』のトトロだろう。彼は映画のタイトルであるだけでなく、スタジオジブリのロゴとしてもデザインされている。宮崎監督の設定によると、トトロは森の奥深くに住む巨大な猫で、重要な場面では猫バスを呼び出して助けてくれるかっこいい一面がある。言葉を発することはできないが、2人の少女の世話がとても上手で、彼の無邪気で温かい感情に知らず知らずの間に心を奪われる。また、『ハウルの動く城』の火の悪魔・カルシファーは、動く城の暖炉に住んでいるハウルの心臓で、城の歩行の動力源を担当している。彼が口では『庶民の言いなりにはならない』と言いながら、ごみを食べつつおいしい料理を作るツンデレな姿はとてもかわいらしかった」と紹介した。

次に、「集団で心を奪うキャラクター」としてススワタリ、ワラワラ、コダマ、ポニョの妹たちを挙げ、「灰の精霊であるススワタリは集団行動とごみ掃除が得意だと言われており、その黒くて丸い体と、大きな目はとても神秘的に見える。『となりのトトロ』では、彼らは臆病物で誰も住んでいない無人の家に隠れており、子どもたちだけが彼らの姿を見ることができる。一方『千と千尋の神隠し』では、彼らは石炭の石を運ぶ働き者になったが、依然として臆病者で集団行動好きだった。『君たちはどう生きるか』のワラワラは、宮崎監督によってかわいらしいイメージ、まるまるとした体と小さな手足を与えられた。まるでお餅のような彼らが自由に走り回るかわいらしさには、思わず目を奪われずにはいられなかった。また、『もののけ姫』の山や平野に広がるコダマは、森の繁栄を象徴し、『崖の上のポニョ』の妹たちは、ポニョが泡の檻(おり)を突破して海の上を自由に駆け回るのを助けた。彼らはみんな、ぞれぞれの作品で人々にいつまでも忘れられない印象を残した」と説明した。

最後に、「絆や約束を守り続ける姿で心を奪うキャラクター」としてジジやカブを挙げ、「宮崎監督は、想像力を駆使して私たちを驚かせてくれるだけでなく現実の生活にもヒントを与えてくれる。『魔女の宅急便』では、黒猫のジジは人間の言葉を理解する能力があるが、日常生活では普通の黒猫を演じることでさまざまな突発的な出来事に対応する。映画の中でジジはかわいい容姿をしているわけではないが、いつもヒロインのキキの隣に寄り添い、一緒に成長してきた。もう1人の静かに寄り添うキャラクターは『ハウルの動く城』の呪いによってカカシに変えられてしまった隣国の王子・カブ。物語の途中でソフィーと動く城を見つけ、重要な場面で必ず現れて新たな希望をもたらしてくれる。ハウルが理想的な彼氏という設定なら、カブは離れず見捨てない親友の典型と言える」と述べた。

そして、「通常、こうしたキャラクターたちは脇役として映画の中に登場する。しかし宮崎監督はその豊かなタッチで彼らに魂を吹き込み、私たちは見返すたびに温かさや癒やしを見つけることができる」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

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