「次の中国」になりうるのはおそらく中国だけ、インドではない―英オピニオン記事
Record China / 2024年4月27日 16時0分
![「次の中国」になりうるのはおそらく中国だけ、インドではない―英オピニオン記事](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/recordchina/recordchina_RC_932560_0-small.jpg)
英フィナンシャル・タイムズに24日付で掲載されたオピニオン記事は、「次の中国」になりうるのは中国だけだろうと論じた。写真は紫禁城。
中国メディアの鳳凰網によると、英フィナンシャル・タイムズに24日付で掲載されたオピニオン記事は、中国が人工知能(AI)や電気自動車(EV)、特許出願などで海外のライバルに先んじているのに対し、インドは貿易障壁が依然としてとても高い国であり、「次の中国」になりうるのは中国だけだろうと論じた。
記事は、中国について「AIへの民間投資は増え続け、米国にわずかに劣る世界2位だ。産業用ロボットの導入でも目覚ましい進歩を遂げ、世界の他の国々を合わせた台数を上回っている。世界中で出願された特許出願のほぼ半数を占め、その数は米国、日本、韓国、ドイツを上回る」とした。
さらに「乗用車の輸出、特にEVの販売も、注目すべき急成長分野だ」とし、「昨年には日本を抜いて世界最大の自動車輸出国となり、今年1月の国内乗用車小売り販売台数も前年同月比57%増と、常に世界のEVメーカーの羨望と恐怖の対象だ。新興自動車メーカーは、EVの開発やスマートで新しい技術・機能の導入で、海外のライバルを追い越している」とした。
インドについては、「中国の人口動態が深刻化していることもあり、『次の中国』になりうると騒がれている。2023年4月に中国に代わって世界最大の人口大国になり、若年層人口も多い。同年9月には製造業とサービス業のPMI(購買担当者景気指数)が13年ぶり高水準となった」とした上で、「しかしインドは中国とはまったく異なるエコノミーであり、課題があることも念頭に置かなければならない。中国とは異なり、貿易障壁が依然としてとても高い。世界貿易機関(WTO)によると、22年の輸入関税は世界最高グループに属した。したがって、おそらく『次の中国』は中国だけだろう」とした。(翻訳・編集/柳川)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ドイツ自動車産業連合会、EV生産台数などのランキング発表(ドイツ)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月26日 1時0分
-
中国自動車メーカー、大排気量の自動車の輸入関税引き上げを呼び掛け―独メディア
Record China / 2024年6月20日 15時0分
-
ドイツ自動車業界、中国製EVへの追加関税による報復を懸念―シンガポールメディア
Record China / 2024年6月14日 8時0分
-
中国自動車メーカー、「日本の裏庭」東南アジアで積極的な動き―中国メディア
Record China / 2024年6月13日 8時0分
-
トルコ、中国からの輸入自動車に40%の追加関税(トルコ、中国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年6月11日 13時25分
ランキング
-
1今度はなんのコラボ? マクドナルドのX、次回の「ハッピーセット」のヒント画像公開...期待高まる
J-CASTニュース / 2024年7月4日 16時49分
-
2妻に先立たれた65歳、年金約17万円・おひとり様シニアを襲う<老後破産へのカウントダウン>
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月3日 9時0分
-
3宝くじで「10億円」当選! でも実際に“手では持てない”って本当?「1000万円」なら片手で持てる? 元銀行員の筆者の経験もあわせ解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月4日 4時40分
-
4「衝撃でした」従業員も驚き「川崎重工業」の裏金問題 海自隊員らに飲食費など提供か 共同作業で懇親会も 規模は十数億円の可能性
MBSニュース / 2024年7月4日 11時45分
-
5海上の空港になぜ“山”がある? 実は世界初案件「長崎空港」がやたらデコボコしているワケ
乗りものニュース / 2024年7月4日 7時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)