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先進的な造船受注をめぐる中国と韓国の競争が白熱化―香港メディア

Record China / 2024年5月7日 8時0分

中国船舶集団によると、新たに発注された船は長さ344メートル、幅53.6メートル、深さ27.2メートル。カタールエナジーによると、18隻のうち8隻は28年から29年にかけて引き渡され、残りの10隻は30年から31年に引き渡される予定だという。

米ウィラメット大学経済学主任教授のリアン・イエン氏は「中国がカタール向けに建造する大型タンカーは、サイズが大きいため輸入市場に比較的早くガスを届けることになる。実際には、LNGを輸出するまでの時間や効率を高めることが問題だ」とし、これらの出荷の一部が中国に届くことを期待していると語った。リアン氏によると、北京に本拠を置く中国船舶集団は、19年の合併以来、この種の企業では世界最大手であり、より多くの輸出用船舶の製造に熱心に取り組んでいる。

業界調査誌ザ・マリタイム・エグゼクティブは昨年、韓国の造船会社であるHD現代重工業、ハンファオーシャン、サムスン重工業のカタール向けLNGタンカー40隻で90億ドルの収益が見込まれると報じた。

ソウルの梨花女子大学国際学教授であるリーフエリック・イーズリー氏によると、LNGタンカーの生産は韓国の一部地域で雇用を創出しており、「国民経済にとって政治的に重要」で、「韓国の造船業は、輸出主導型の発展で急速に近代化した半島国家としての国家アイデンティティーの一部だ」という。(翻訳・編集/柳川)

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