女児が「近視抑制メガネ」装着、1年後に度が進行し斜視まで=保護者が怒りの提訴―中国
Record China / 2024年5月11日 21時0分
![女児が「近視抑制メガネ」装着、1年後に度が進行し斜視まで=保護者が怒りの提訴―中国](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/recordchina/recordchina_RC_933305_0-small.jpg)
9日、香港メディア・香港01は、中国で「近視抑制メガネ」を装着した女児の視力が悪化したとして、母親がメガネの販売者と製造者を相手取って訴訟を起こしたと報じた。
2024年5月9日、香港メディア・香港01は、中国で「近視抑制メガネ」を装着した女児の視力が悪化したとして、母親がメガネの販売者と製造者を相手取って訴訟を起こしたと報じた。
記事によると、寧夏回族自治区の女性が2021年3月にSNS上でメガネに関する広告の書き込みを見た後、このメガネを販売する同自治区平羅県の視力回復カウンセリングセンターを訪れ、近視だった娘のために5316元(約11万円)を支払って「徐々に近視の度が軽減する」という「近視抑制メガネ」を購入した。
娘はその後、1年余りそのメガネを掛け続けたが、女性は娘の視力が一向に良くならないことに疑問を覚え、22年8月に病院で検査を受けさせたところ、左右ともに近視が進行していただけでなく、斜視まで起きていたことがわかったという。この状況に対して、カウンセリングセンターの代表者は「予防を主とするものであり、近視度を軽減することは不可能」と述べ、メガネの交換サービスを提供する一方で「全額返金」の要求は受け入れられないとの姿勢を示した。
女性は、メガネのブランドに虚偽広告があったと主張し、カウンセリングセンター側との間で交渉を進めたが和解には至らなかった。そこで、カウンセリングセンターとメガネを作った山東省の企業を相手取ってメガネ代金の返金と損害賠償金約1万6000元(約34万円)の支払いを求める訴訟を起こし、審理が今月10日より始まることになったという。
なお、女性にメガネを販売した同県内のカウンセリングセンターでは、いまも引き続き同様のメガネが販売されているとのことである。(翻訳・編集/川尻)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
JINSが「目が小さくならないメガネ」発売 レンズの厚みも目立ちにくい
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月1日 11時0分
-
避けられないメガネの悩みを軽減! JINSから「目が小さくならないメガネ」登場
マイナビニュース / 2024年6月28日 17時5分
-
「子どものコンタクト」スムーズに使い始めるコツ あまりお勧めできない使い方は「長時間の装着」
東洋経済オンライン / 2024年6月20日 16時0分
-
小学生「裸眼視力1.0未満」が過去最大 - 目の病気や異常に気づけるサインとは?
マイナビニュース / 2024年6月10日 11時42分
-
6月10日は「こどもの目の日」!「見えづらい」と言わない子どもたち 「子どもの仕草」で気づける「目の病気」、イラスト付きで紹介 小中学生の視力低下続く、1.0未満の割合 過去最大に
PR TIMES / 2024年6月7日 12時15分
ランキング
-
1バイデン氏“撤退検討”米紙報じる… 民主下院議員25人も撤退要求準備か トランプ氏の対抗馬にハリス副大統領が急浮上【news23】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月5日 11時11分
-
2ウクライナ、東部ドネツク州で激戦地から撤退…ロシア攻撃で「防衛陣地が破壊されたため」
読売新聞 / 2024年7月5日 10時45分
-
3スターマー氏、首相就任=労働党が地滑り的勝利―14年ぶり政権交代・英総選挙
時事通信 / 2024年7月5日 22時6分
-
4米兵事件に遺憾表明 エマニュエル駐日米大使「地域社会に透明性保つ必要ある」
産経ニュース / 2024年7月5日 15時50分
-
5焦点:ガザ戦後統治は誰が担うのか、イスラエルを悩ます難問
ロイター / 2024年7月5日 18時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)