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中国のGDP1兆元都市26カ所、その構造に変化―中国メディア

Record China / 2024年5月11日 5時0分

重慶の同期GDPは同6.2%増の7232億300万元、広州は同3.6%増の7161億1400万元だった。これはつまり、重慶が広州を抜いて、再び経済4位の都市になったことを意味する。

重慶と広州の同期の経済動向の相違は主に工業に現れた。重慶の同期の一定規模以上の工業企業の付加価値額は同8.6%増となったが、広州はわずか0.1%増にとどまった。広州市統計局は「工業生産が伸び悩んだ」と率直に認めた。

重慶の工業の急速な成長を支えたのは、主に自動車、材料、電子の3大産業で、付加価値額の成長率はそれぞれ23.7%、8.0%、7.3%だった。新エネルギー自動車が自動車産業の高度成長を支え、生産量は前年同期の2倍となった。

同局の分析によると、1-3月期には、広州の経済運営はガソリン車と不動産の2大市場の需要低迷の影響と産業の周期的・構造的要因による課題に直面しながら安定したスタートを切り、全市において経済の「量」が拡大し、「質」が向上し続けた。しかし目下の広州の経済運営は原動力が転換し構造調整が行われる重要な時期にあり、産業の回復がアンバランスであるという問題や新原動力が成長を力強く支えるだけの力をまだ持っていないなどの問題に直面している。

「新技術、新たな競争の場、新市場への政策的支援を強化する」という広州は、すでに将来の産業に向けて動き出しており、低空域飛行活動による経済形態「低空経済」の計画配置の成果が出始めている。

広州には海格通信、泰斗微電子科技、小鵬匯天など、商業宇宙応用デバイスとこれに付随するチェーンのリーディングカンパニーがあり、億航智能をはじめとする低空分野の企業が50社以上集まっている。同期には航空機、宇宙船、関連設備の製造業の付加価値額が同21.4%増となった。

広州は産業構造全体のトランスフォーメーションと高度化の段階にあり、新旧の原動力の転換には調整するための時間が必要だ。広州の産業技術には厚みがあり、短期的には構造調整による痛みを感じたとしても、今後の成長のポテンシャルは引き続き高いといえる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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