2024年度「中国ブランドデー」、イノベーションの活力に満ちる

2024年度の「中国ブランドデー」のイベントが10日から14日まで上海で開催されています。

2024年度の「中国ブランドデー」のイベントが10日から14日まで上海で開催されています。初登場の多くの「新ブランド」や「新しい商品」を通して、新たな質の生産力が呼び起こしたイノベーションの活力を伺うことができます。

その中で、原発用分散制御システム（DCS）の「和睦システム」が特に注目されました。これは中国が初めて自主開発した原発用デジタル化計装制御プラットフォームで、原発の数百ものシステムおよび1万に近い設備の動作をコントロールするものです。

中広核デジタル科学技術有限公司の責任者によると、建設中または稼働中の原子炉ユニットは「華龍1号」を含めて既に23セットに上っており、「和睦システム」を運用することで、原子炉の安全な稼働を十分に保障できるようになりました。

このほか、水深100メートルを超える複雑な海洋状況での作業も可能なロボットも出展され、中国の100メートルを超える超深海に設置された設備の状態検知技術のボトルネックが解消されました。

今年の「中国ブランドデー」期間中に発表された最新の報告書によると、2023年には中央国有企業ブランドの世界市場におけるブランド影響力指数が前年より30％近く上昇しました。中国では全国で4560の有名で高品質な新しいブランド農産物を栽培しており、地理的表示を付した2508商品の年間生産額は8000億元（約17兆円）を超えています。（提供/CRI）