韓国市場で急成長の中国eコマース、発がん性物質騒動で売り上げ急減=韓国ネット「安物買いの銭失い」
Record China / 2024年5月23日 6時0分
20日、韓国・朝鮮ビズは「中国のオンラインショッピングプラットフォーム『アリエクスプレス』と『テム』の売り上げが先月、発がん性物質騒動などの影響で40%以上減少した」と伝えた。資料写真。
2024年5月20日、韓国・朝鮮ビズは「韓国市場で急成長していた中国のオンラインショッピングプラットフォーム『アリエクスプレス(AliExpress)』と『テム(Temu)』の売り上げが先月、発がん性物質騒動などの影響で40%以上減少した」と伝えた。
韓国クレジットカード大手のBCカードによると、中国eコマースの今年4月の決済を分析した結果、売上高が前月比40.2%減少した。
売上高の減少は特に低価格の決済金額帯で目立ち、5000ウォン(約573円)未満の決済額は前月比55%減少した。5000ウォン以上1万ウォン未満が前月比42%、1万ウォン以上3万ウォン未満は35%の減少だったという。
記事はCコマースの売り上げ減少について「先月にアリエクスプレスやテムで購入した製品から発がん性物質が検出されたとのニュースが相次いだ影響」と分析している。
仁川本部税関は先月7日、アリエクスプレスとテムで販売されているアクセサリーの成分を分析した結果、404点のうち96点(24%)から基準値を超える発がん性物質が検出されたと明かした。翌日にはソウル市も、アリエクスプレスの人気子ども用品と生活用品31点を調査した結果、8点から基準値を大幅に上回る有害物質が検出されたと発表していた。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「値段だけを重視して中国産を買ってはならない」「安物買いの銭失い」「オンラインショッピングは気をつけないと」「安全基準が必要」「政府は規制ではなく教育をするべき。認証マークの有無をよく確認するようにと」「3月に大々的な割引イベントがあった影響では?」「韓国内のソーシャルコマースが全滅しつつあるから『発がん性物質が検出された』と騒ぎ出したのか?どうも疑わしい」などさまざまな声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
韓国旅行サイトとウェブ漫画、米ナスダックに挑戦…韓国ネット通販の成功神話、再来なるか
KOREA WAVE / 2024年6月22日 10時0分
-
中国通販サイトの「直接購入」製品、多くが韓国の安全基準に適合せず
KOREA WAVE / 2024年6月19日 18時30分
-
ソウル市が中国コマース製品を検査したところ…容器から基準値の4倍のカドミウム
KOREA WAVE / 2024年6月8日 14時0分
-
ソウル市、中国の通販サイトの子ども製品4割を「不適合」…有害成分が基準値を超過
KOREA WAVE / 2024年6月3日 8時0分
-
「進退両難」韓国免税店、外国人客単価220万→125万ウォン43%↓…不振続く
KOREA WAVE / 2024年6月2日 16時0分
ランキング
-
1なぜワークマンは「ランドセル」市場に参入したのか こだわりは「8800円」と「防弾チョッキ」
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月22日 8時10分
-
2空港の作業車両をEV化で実証実験…国交省「脱炭素化遅れると就航地に選ばれない」
読売新聞 / 2024年6月22日 22時30分
-
3セブン‐イレブンの接客コンテストで頂点に立ったのはベトナムの外国人従業員
食品新聞 / 2024年6月22日 16時40分
-
4「あえて非正規」増加 ウラに潜む“由々しき問題”とは?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月23日 7時30分
-
5AIだけじゃない!予告された「iPhone」進化の中身 秋からもっと「自由」に、来年はもっと「便利」になる
東洋経済オンライン / 2024年6月22日 12時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください