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1秒で1キロ分の充電を現実に?「スーパー充電の街」を構築する深セン―中国

Record China / 2024年5月22日 21時30分

さらに、深センでは「電気自動車スーパー充電設備のランク分けした評価規範」や「電気自動車集中型公共充電スタンド設計規範」が4月1日から正式に実施された。これらは中国初のスーパー充電設備のランク分けした評価とスーパー充電スタンド設計の地方標準で、業界は先頭に立って「スーパー充電設備」や「オール水冷型スーパー充電設備」といった業界用語の定義を打ち出し、スーパー充電設備のEV充電コネクタ1本当たりの電力を480kW以上と確定した。

深センの新エネ車産業は現在、リーディングカンパニーがリードし、産業チェーンが高度に組み合わさり、川上・川下が高度に連携する発展の構造が構築されている。4月末の時点で、深セン市の新エネ車は100万台を超え、新車販売における電動自動車の比率が約6割となっている。充電設備製造の分野を見ると、英飛源や永聯といった企業11社の中国市場のシェア率は50%を超えている。

スーパー充電というスタイルが普及するにつれて、充電効率が大幅に高まり、充電量も急増している。南方電網・深セン供電局の統計によると、今年1-4月、深センの新エネ車の充電量は前年同期比4.6%増の延べ9億2000ワットに達した。

新エネ車が増加するにつれて、自動車と送電網の間の融合・相互作用が応用というレベルでより現実的な意義を備えるようになっている点は注目に値する。

深セン供電局は15日、送電網のピークカットのニーズに合わせて、市内の新エネ車1473台がさまざまな場所で「秩序に基づく充電」「逆方向充電」を実施するよう企画。充電ポール1万5000本を通して、電力の使用量が最も多い時間帯に削減された電力の使用量は4389ワットに達した。電気自動車から送電網に給電する「逆方向放電」により、全ての新エネ車は「電気を売る」ことができるようになる。電気代の安い夜間に電気自動車をフル充電し、電気代の高い日中に送電網に給電することで、差額を利益にすることができる。

深セン供電局は、深センの現有の新エネ車が全て「逆方向放電機能」を備えた場合、車両に搭載されている電池のエネルギー貯蔵潜力は5000万ワットに達し、可制御負荷が最大300万kW以上に達すると予想している。これは中型の化石燃料を使う発電装置5基に相当する規模となる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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