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杭州市、「呼吸」できるスポンジシティーを建設―中国

Record China / 2024年5月23日 13時30分

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杭州スポンジシティープロジェクトは3年の間に、コンセプトから試験的な実施へ、さらに体系化全域推進へと全面的に始まった。写真は運河アジア競技大会公園の雨水回収利用設備。

浙江省杭州市は2021年5月、全国スポンジシティー建設の体系化全域推進モデル都市第1弾に選ばれた。杭州スポンジシティープロジェクトは3年の間に、コンセプトから試験的な実施へ、さらに体系化全域推進へと全面的に始まった。中国新聞網が伝えた。

拱墅運河アジア競技大会公園内を散策すると、さまざまな「小さなスポンジ」を随所に見ることができる。公園は複数の手段を設計に融合し、敷地の雨水流出の最適な管理を行うとともに、周辺の河川に高品質な雨水水源を提供し、地域の水質と水環境を改善し、「スポンジシティー+グリーン建築物三つ星」ダブル基準公園の構築に成功した。

同公園内には約6万平方メートルの屋上緑化、約7万2000平方メートルの透水性舗装、約2万9000平方メートルの沈没緑地面積が設置。2セットの雨水回収利用設備の有効容積は1600立方メートルで、緑化灌漑、道路洗浄、洗車に用いられる。非在来水源の利用率は40%に達し、年間流出制御率は98%。

杭州スポンジシティーの建設は「点」だけではなく「面」にも見所がある。

杭州市スポンジ弁公室(杭州市都市農村建設委員会)の関係責任者は、「体系的な計画、全域における推進、モデルによる牽引、長期間有効管理を活動原則とし、生態系の回復、洪水対策、水環境ガバナンス、水資源利用、都市再開発の5大プロジェクトを重点的に実施し、スポンジシティー建設モデルエリアを全力で構築する」と述べた。

杭州は各エリアの特色に合わせて、西湖之江双浦銅鑑湖モデルエリア、蕭山アジア競技大会モデルエリア、富陽杭黄モデルエリアなど複数の質の高い先行モデルエリアなど規模効果を持つ重点モデルエリアと重点プロジェクトを選定し、スポンジシティの建設を推進した。

杭州スポンジモデルシティーの建設は23年末に全面的に終了した。累計で342.67平方キロメートルのスポンジシティー建設基準達成排水エリアを建設し、完成した市街地面積の41%を占めた。計24.64平方キロメートルの10カ所の重点モデルエリアを建設した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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