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ジブリ「初恋の男性キャラクター」トップ10!―台湾メディア

Record China / 2024年5月25日 11時0分

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22日、仏女性ファッション誌「Marie Claire」の台湾版に、スタジオジブリ作品に登場する「初恋の男性キャラクター」トップ10を掲載した。写真は上海で開催中の「スタジオジブリ物語展」。

2024年5月22日、仏女性ファッション誌「Marie Claire」の台湾版に、スタジオジブリ作品に登場する「初恋の男性キャラクター」トップ10を掲載した。

記事は、「スタジオジブリが『君たちはどう生きるか』で第96回米アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞し、第77回カンヌ国際映画祭で『名誉パルムドール』を受賞した。これに加え、最近台湾で『猫の恩返し』が再上映されたことをきっかけに、Netflix(ネットフリックス)でスタジオジブリ作品を再視聴する人が増加。再び『スタジオジブリの男性キャラクターランキング』がネット上で話題になっている」とし、ネットユーザーが選んだ初恋の男性キャラクタートップ10と名言、名シーンを紹介した。

10位は、「風立ちぬ」の堀越二郎。記事は「この作品は伝記のようで恋愛映画ではないが、主人公たちが天災や戦火の中で生き別れと死別を経験する、まさに壮大で悲しい物語だ。堀越は青年時代に里見菜穂子と列車で偶然出会い、数年後に再会した二人は『僕はあなたを愛しています。帽子を受け止めてくれた時から』、『私も。風があなたを運んできてくれた時から』とお互いに告白する。堀越は飛行機造りの夢を叶えたが、菜穂子はすでにこの世を去っていた。成就した愛と比較すると、夢を築くことの偉大さはそれほど重要ではないかのようだ」と論じた。

9位は、「借りぐらしのアリエッティ」の翔。記事は「主人公の翔は生まれつき心臓に疾患があるため激しい運動ができず、療養のためにやってきた大叔母の屋敷で偶然にも小人の少女であるアリエッティと出会う。翔はスタジオジブリ作品の中でも最も病弱な男性キャラクターかもしれないが、彼はアリエッティと彼女の家族を守ることに成功し、お互いに苦難を乗り越えることで心を通わせる。最後の『借りていたのは砂糖、返したのは心だったんだ』という翔の言葉は多くのファンを恋に落とした」と言及した。

8位は「コクリコ坂から」の風間俊。記事は「主人公の風間俊は、ヒロインの松崎海への愛情を伝えるが、海は雨の中で俊の気持ちを確かめると冷たく拒絶され、お互いが異父兄妹の関係だと告げられてしまう。二人が兄妹であることが確認される前に、俊は自分はすでに気づいていたと素直に告白する。身元の謎が解明されると、心の痛みが再び恋心に変わる」と紹介した。

7位は、「天空の城ラピュタ」のパズー。記事は「パズーは幼く、かわいらしく描かれているが、日本の多くのネットユーザーにとっては初恋の男性キャラクターだ。死をものともせずヒロインのシータを守る姿が人気を博した。一緒に毛布にくるまって寒さをしのぎ、シータを抱えるシーンは『かわいい』ものの、ネットユーザーにとっては十分に男らしいのだ」と説明した。

6位は「海がきこえる」の杜崎拓。記事は「この作品は、岩井俊二監督が青春の初恋を描いたもの。主人公の杜崎拓は高校3年から大学までの間に、ヒロインの武藤里伽子との誤解、すれ違い、再会を経験する。彼は友情を大切にし、自分の気持ちよりも友人を優先する。イケメンでもなければ、気持ちを理解してくれるわけでもなく、甘い言葉を伝えるわけでもないため、里伽子に平手打ちを食らってしまう。拓は恋愛に不慣れな若者が犯す行為を代表しており、多くのファンが『海がきこえる』を見るたびに初恋を懐かしんでいる」と述べた。

上海で開催中の「スタジオジブリ物語展」

5位は、「猫の恩返し」のバロン。記事は「今のところ唯一、人に変身せず、一度も顔を見せない主人公であり、物語はたったの75分であるにもかかわらず、台湾のネット上でのスタジオジブリの男性キャラクターランキングトップ5にランクインしている。恋愛感がたっぷり詰まったセリフはないものの、『人生は一度きり』という猫式の哲学を視聴者に愛させた」と言及した。

4位は、「耳をすませば」の天沢聖司。記事は「天沢聖司には、魔法も英雄の使命もないが、聖司は宮崎駿監督が全世界の女子高生に贈る模範的なイケメンだ。容姿端麗で、勉学にも優れ、スポーツも得意で、バイオリンを演奏することもできる。『私の名前を貸し出しカードに早く載せるために、本当にたくさんの本を読んだんだ!』との告白は、聖司が先にヒロイン・月島雫へ好意を持っていたことを表している。このような初恋が一体どこにあるというのだろうか?」と紹介した。

3位は、「もののけ姫」のアシタカ。記事は「この作品はまさに愛情に包まれた環境保護がテーマの大作であり、(同じく環境保護をテーマにした)2004年の『デイ・アフター・トゥモロー』よりも7年も早く公開された。宮崎監督の常に教訓を込めて楽しみを提供する、使命感ある制作姿勢に感心させられる。アシタカが犬神に育てたれた少女・サンに殺されそうになる中で、『生きろ、そなたは美しい』と自らの命を顧みずに告げる場面は圧巻だ。物語の終わりには、アシタカはサンが人間を憎んでいることを理解し、自らの愛や存在を強要せず、一時的な別れを告げた」と説明した。

2位は、「千と千尋の神隠し」のハク。記事は「『君たちはどう生きるか』が宮崎監督に再びオスカーをもたらしたが、現時点で『君たちはどう生きるか』の主人公はまだランクインしていない。『千と千尋の神隠し』のハクは23年の歳月を経ても、ネットユーザーからの揺るぎない地位を築いている」と述べた。

1位は、「ハウルの動く城」のハウル。記事は「多くのファンは率直に『ハウルの動く城』のハウルが容姿が良いことと、タレントの木村拓哉が声優を務めたことがプラスになっていると言う。当時、木村がドラマ『ラブジェネレーション』の劇中で髪を切られたのが衝撃的だったが、同じようにハウルの髪がオレンジ色に変えられたのも衝撃的だった。宮崎監督が観客に贈ったサプライズは非常に画期的だ。また容姿の魅力以上に、ソフィーとの関係から成長し、変化するハウルの姿が、最もファンに愛される理由だろう」とつづった。(翻訳・編集/岩田)

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