「アニメで好きなキスシーンは？」日本のランキング結果に中国のファンから異論噴出

23日、日本のアニメ情報サイト・アニメ！アニメ！の「アニメで好きなキスシーンは？」と題したアンケート結果に、中国のネットユーザーが異を唱えている。写真は名探偵コナン。

2024年5月23日の「キスの日」に合わせて、日本のアニメ情報サイト・アニメ！アニメ！が「アニメで好きなキスシーンは？」と題した読者アンケートの結果を発表し、中国のネットユーザーが異を唱えている。

同ランキングは、1位が5年連続で「名探偵コナン」の工藤新一と毛利蘭、2位が「NARUTO－ナルト－」のうずまきナルトと日向ヒナタ、3位が「進撃の巨人」エレン・イェーガーとミカサ・アッカーマン、4位が「暗殺教室」の潮田渚と茅野カエデ、5位が「とらドラ！」の高須竜児と逢坂大河、6位が「犬夜叉」の犬夜叉と桔梗、7位が「ポケットモンスター」のサトシとセレナ、8位が「五等分の花嫁」の上杉風太郎と中野四葉、9位が「名探偵コナン」の江戸川コナンと灰原哀、10位が「ソードアート・オンライン」のキリトとアスナだった。

同読者アンケートは今月11日から16日まで実施され、885人が回答。男女比は男性約30％、女性約60％、無回答が約10％で、年齢層は19歳以下が約15％、20代が約20％と若年層が中心だったという。

このランキング結果が、中国のSNS・微博（ウェイボー）で450万以上のフォロワーを持つアニメ情報アカウントによって中国でも紹介されると、1位の工藤新一と毛利蘭について「頬にキスしただけで全カップルの中で5年連続優勝を果たしたとは」「トップ10の中で唯一、『キス』ではなく、『チュー』としか呼べないもの。このランキングに登場すること自体が笑いものだ」と否定的な意見や、9位の江戸川コナンと灰原哀について「人工呼吸がキスとして扱われているのが面白い」「9位って一体何なの？これもキスなの？」「10位の本物のカップルと比べるなんて、とんでもない」などと、キスの定義をめぐる疑問が寄せられた。

また、3位のエレン・イェーガーとミカサ・アッカーマンに対しては「おいおい、進撃の巨人のキスシーンはあまりにもつらすぎるよ」「本気なの？私はミカサを見ていて胸が詰まりそうだった。とても悲しい、すごく悲しい。これが一番好きなキスシーンだなんてありえない」とのコメントや、6位の犬夜叉と桔梗について「かごめに告白した後、別の女性にキスをした犬夜叉に投票したのは誰？」「いや…6位の犬夜叉と桔梗は納得できない」「何年もたったけど、いまだに受け入れられない」などとのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/岩田）