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中国が空飛ぶクルマの運用を模索、北京から雄安や天津への通勤航路を検討

Record China / 2024年5月28日 20時20分

中国が空飛ぶクルマの運用を模索、北京から雄安や天津への通勤航路を検討

中国の多くの地域では、空飛ぶクルマの大規模な運用の模索が進んでいます。

中国の多くの地域では、空飛ぶクルマの大規模な運用の模索が進んでいます。北京市経済情報化局はこのほど、「北京市低空域経済産業の質の高い発展促進行動計画(2024~2027年)」について、一般から意見を募集しました。北京市は空飛ぶフェリーや都市間通勤などを中心に応用シナリオを作成し、周辺地域に向けた低空域航路を3本以上開通させる計画だということです。

伝えられるところでは、北京市は低空域経済の新業態・新モデルの模索を加速し、そのモデル効果とシナジー効果を大いに高めようとしています。2027年までに、緊急時の救援、物流配送、空飛ぶフェリー、都市間通勤、特色ある文化・観光など、新たに10以上の応用シナリオを考案し、周辺地域に向けた低空域航路を3本以上開通させ、ネットワーク化されたインフラおよびその応用を構築することで、3年間で北京のGDPに1000億元(約2兆1600億円)以上の貢献をするということです。

計画によると、都市間通勤の面では、北京市郊外の大興空港と雄安新区、首都空港と天津や河北省の廊坊などを結ぶ通勤航路が開設されます。北京と河北省雄安市の湖「白洋澱」は100キロ以上離れており、車で2時間以上かかりますが、空飛ぶクルマなら、時間を大幅に短縮できます。この飛行コースは北京周辺の今後の低空域航路計画にも参考になると見られています。

低空域航路の開発では、中国では北京よりも早く着手し、既に段階的な成果を上げている地域もあります。中国東部の安徽省では、省都の合肥から世界複合遺産に登録された山岳景勝地の黄山までの低空域観光・通勤航路が1日1便設定されており、所要時間はわずか1時間半です。また、合肥市は現在、無人運転の有人航空機の商業運営モデルを構築しており、都市部の低空域交通が徐々に一般市民の生活に浸透することが期待されています。(提供/CRI)

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