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日本のスーパーの豪州産牛肉があまりに安い!豪畜産業者に衝撃―豪メディア

Record China / 2024年5月31日 8時0分

日本のスーパーの豪州産牛肉があまりに安い!豪畜産業者に衝撃―豪メディア

豪公共放送ABCは28日、オーストラリア産の牛肉が日本で自国よりも安い価格で販売されていることに畜産農家が衝撃を受けたと報じた。

豪公共放送ABCは5月28日、オーストラリア産の牛肉が日本で自国よりも安い価格で販売されていることに畜産農家が衝撃を受けたと報じた。中国メディアの環球時報が30日付で紹介した。

報道によると、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の畜産業者は先月、東京でオーストラリア産牛肉が1キロ18.35豪ドル(約2000円)で販売されているのを発見した。ウールワースやコールズといったオーストラリアの主要スーパーの同種の肉の価格よりも2~4豪ドル(200~400円)、商品によってはそれ以上安かったという。

同畜産業者は、輸出業者がオーストラリアのスーパーと同じ市場で肉を仕入れているにもかかわらず、輸送コストや日本の輸入関税が加わった後であっても、オーストラリアと同等あるいはそれよりも安くなっていたことに「衝撃を受けた」とのこと。デイビッド・リトルプラウド連邦下院議員は、オーストラリアのスーパーで不当な価格操作が行われていることを示すものと指摘した。

ABCは「日本への牛肉の輸出はオーストラリアの農家と日本の消費者にとって非常に重要で、2022年には日本がオーストラリアにとって最大の市場になった」と説明。アナリストから「日本に輸出される牛肉は、米国産や日本産と競争しなければならず、為替レートの変化が販売価格にも影響する」との見方が出ていることを伝えた。

また、ウールワースの広報担当者が「日本と同等に比較することは不可能。われわれは国の厳しい肉質基準プログラムで認定された高級牛を仕入れている。日本で販売されている商品(の写真)には、その認証マークはどこにも見当たらない」と述べ、価格の不正なつり上げを否定したことも紹介した。

ABCは、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)が同国内のスーパーによる価格不正について調査しており、今年後半に報告書を発表する予定だと報じている。(翻訳・編集/北田)

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