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ファーウェイ・ジャパンが交流会、日本で「共に成長、未来を勝ち取る」目指す

Record China / 2024年5月31日 17時20分

ファーウェイ・ジャパンの関係者の一人は、「ビジネスで押し付けは禁物」と説明した。どの国、どの市場にも「とりわけ必要とするものごと」がある以上、より求められるものを提案し、売り込んでいくことが肝要だからだ。日本市場も同様で、だからこそ日本の事情を熟知するパートナーの役割は大きいという。

現実に素早く対応、ケーブル盗難への対策も

またファーウェイのB2Bビジネスの特徴としては、顧客側のさまざまな状況、すなわち顧客によって大きく異なる事業規模や資金力に対応する提案をしていることがある。同日には新たな製品やソリューションの紹介もあったが、例えばホテル向けの光LANソリューションでは、5階建て程度までの小規模ホテルを念頭に置いたプランが示された。環境負荷と消費電力の節減や構成機器の大幅な削減、導入および運用コストの削減、さらに操作が簡単な長所もある。資金量がさほど多くなく、技術に詳しい従業員に乏しい事業者にとっての導入と運用における負担を大幅に軽減したという。また、同プランでは中枢機器である光ゲートウェイの使用電力が少ないことで放熱用のファンが不要となり、「騒音ゼロ」も実現した。

また、太陽光発電に関連しては、銅価格の高騰に伴いケーブル盗難が急増している状況にも対応した。通常の監視カメラを設置するだけでなく、不審者を識別して複数の言語で警告したり、光を照射するなどの機能があるという。一般的なホームセキュリティーでも、犯罪者は警備会社と契約していることを示されるだけで、リスクを恐れて侵入を見合わせる事例が多いとされる。「警告機能」を持った監視カメラを設置することで抑止効果は十分に発揮されると考えられる。

なお、太陽光発電施設の対策では、電力線が通らない場所に監視カメラなどを設置する場合も多い。この電力供給にはファーウェイがこれまで培ってきた携帯電話の基地局建設の経験が十分に生かされているという。

ファーウェイ・ジャパンの30日のパートナー交流会では、同社がパートナーを重視し厚遇する必然性と意欲が改めて示され、同時に製品やソリューションでは、同社が常に心掛けてきた最新技術の獲得とこれまでの蓄積がしっかりと結びつけられて、現場の需要をより広くより良く満たす提案力が一層強化されたことが明らかになった。(取材・構成/如月隼人)

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