フィリピンで韓国人観光客がスリに遭って死亡する事件が発生＝韓国ネット「旅行禁止国に指定を」

5日、韓国・聯合ニュースは「フィリピンの観光名所のアンヘレス市で韓国人観光客がスリ被害に遭って負傷し、その後死亡していたことが分かった」と伝えた。写真はアンヘレス市。

2024年6月5日、韓国・聯合ニュースは「フィリピンの観光名所であるアンヘレス市で韓国人観光客がスリ被害に遭って負傷し、その後死亡していたことが分かった」と伝えた。

記事によると、60代の韓国人男性は先月末、アンヘレス市を観光中にスリ被害に遭い、重傷を負った。男性は病院に搬送されたが、約10日後の今月3日に死亡が確認されたという。

現地の警察当局は犯人検挙のため捜査を開始した。韓国外交部当局者は「現地の公館は事件を認知した直後から遺族への支援を行っており、現地の警察に対しても迅速かつ公正な捜査を要請した」と説明した。

アンヘレス市では昨年11月にも、50代の韓国人が2人組の強盗に刃物で襲われ、重傷を負う事件が発生していた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「スリではなく強盗殺人では？」「またフィリピンか。こんなに頻繁に犯罪が起きるなら、旅行禁止国に指定するべきだ」「フィリピンに行くときは気をつけないと。誘拐事件やスリ被害が多発している」「旅行に行くなら治安の良い日本やシンガポールが良い」「10日も経って捜査に着手？国が怠けているのか、無能なのか」「フィリピンでもどこでも、自国民が被害に遭ったら、政府が強く抗議するべきだ」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）