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「中欧班列」の運行数が9万本突破、巨大なビジネスチャンスもたらす―中国メディア

Record China / 2024年6月7日 7時30分

ドイツのデュースブルク港には物流企業100社以上が集まり、2万人以上の雇用が創出された。ポーランドの通関地があるマワシェビチェ駅の業務取扱件数は倍増し、経済は勢い良く発展し続けている。

「9万本」という大台は、新たなスタート地点でもあり、「中欧班列」は新たにギアを上げて発展しようとしている。「中欧班列」のうち、中国国内区間の運行距離は1日当たり1600キロ、海外区間の運行距離は1000キロに達し、1本当たりの平均輸送量は運行開始当初と比べて34%増加している。また、中国と欧州間の鉄道輸送の所要時間も、運行開始当初と比べて、ほとんどが5日以上短縮されている。今年以来、陝西省西安市とドイツのデュースブルク、四川省成都市とポーランドのウッチなどを結ぶ「中欧班列」が安定して運行されるようになり、輸送の所要時間も一般定期貨物列車と比べてほとんどが大幅に短縮されている。これまでに累計で258本運行され、好評を博している。

中国国家鉄路集団は衛星測位システム「北斗」や5G技術などを積極的に採用し、「中欧班列」の安全で安定した運行を確保できるよう取り組んでいる。そして、「中欧班列」カスタマーサービスセンターや「中欧班列」ポータルサイトを立ち上げ、「ワンストップ式」総合サービスプラットフォームを構築し、7×24時間態勢で、世界のクライアントに複合一貫輸送の伝票、ファイル、証書などの処理、貨物の追跡、専用カスタマーサービスといった基本的なサービスを提供している。

2020年5月から、「中欧班列」は48カ月連続で1カ月当たりの運行本数が1000本以上となっており、1万本運行にかかる期間は運行開始当初の90カ月から7カ月にまで大幅に短縮した。「中欧班列」は今後、「さらにハイクオリティーで、コストパフォーマンスが高く、安全」を方向性として、アップデートを続けていく。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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