毎日同じ物を食べ、同じ服を着る日本人男性の生活に中国ネット「尊敬する」「人生の楽しみ半減」
Record China / 2024年6月9日 8時0分
「決断疲れ」に陥った日本人の生活に、中国のネットユーザーが反応を示している。
「決断疲れ」に陥った日本人の生活に、中国のネットユーザーが反応を示している。
中国のSNS・微博(ウェイボー)で1200万超のフォロワーを持つ英国在住ブロガーは6日、情報が多すぎて決められない「決断疲れ」になる人が増えているという日本のテレビ番組を紹介した。
同番組では、「今日どんな服を着るか」「何を食べるか」など、日常生活で決断することが多くなっているとし、ケンブリッジ大学の研究では人は1日最大で3万5000回の決断を行っているとの結果が出たと説明。情報過多な世の中になるにつれ、「決断疲れ」に陥る人が増えていると伝えた。
そして、決断するのが面倒になったある男性の生活を紹介。食事は毎日3食ほぼ同じ物(数年おきに変更)を食べ、シャツ、ズボン、下着などの洋服やタオルなどの日用品も同じもので統一している上、爪切りやひげそり、洗濯なども曜日をあらかじめ決めておくなど、「決断しない生活」を15年間続けているという。
こうした生活に、中国のネットユーザーからは「すごく合理的」「やり続けられるのがすごい」「他はともかく、同じ物を食べ続けられるって尊敬する」「人が1日にできる選択には限りがあるから、なるべく不要なことに時間を割きたくないのは分かる」「私も食べる物や着る物はだいたい決まってる。毎日悩むのが本当に嫌だから」といった声が上がった。
また、「履いてみて気持ちいいと思ったら同じズボンを3本買っちゃう私も同じタイプかも」「毎回何を食べるか悩みに悩んだ挙句、結局いつものにしちゃうんだよね」「私も週末に出かける時以外はいつもインスタント麺と決めてる」「食べなくても死なない体なら、私は食べたくない」との声も。
一方で、「でも人生の楽しみってこれまでしたことがないことをすることにあるんだよね」「どんなにおいしい物でも何度も続いたら飽きる」「毎日同じものを食べるとしたら、私の人生の楽しみの半分がなくなる」「私はダメだな。毎日固定された仕事着なんて、気が滅入っちゃう」などの声も散見された。
賛否が渦巻く中、最も共感(いいね)を集めたのは「私は毎日8時間スマホをいじるとあらかじめ決めている」とのコメントだった。(翻訳・編集/北田)
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