端午節3連休に華麗なる変身、「防空壕跡」や「印刷工場」跡地が人気に―中国
Record China / 2024年6月13日 9時30分
重慶市の中心部では防空壕跡がフル活用され、消費の新スペースが切り開かれた。
端午節(端午の節句、今年は6月10日)に合わせて8日から10日までが3連休となった中国。連休中は観光市場が絶好調となったほか、新シーンや新業態が続々と登場し、消費市場はフレッシュな活気に満ちあふれ、「ホリデー経済」の新たな活力が引き出された。
3連休中、商業市街地における消費は新たな活力が引き出された。中国商務部のビッグデータによると、3連休中、中国全土で重点的なモニタリングの対象となっている小売り・飲食店の売上高は前年同期比9.8%増だった。中国全土のモデル歩行者天国の歩行者数は前年比11.7%増、売上高は同9.2%増だった。家電、家具、通信機器の売上高はそれぞれ同11.7%増、17.7%増、35.5%増だった。中国全土の現物商品のオンラインでの売上高は同30%増以上だった。
上海の各大型商業市街地は、ウォーキングルートを続々と打ち出し、グルメ、ショッピング、アート演出、マーケットといったさまざまなタイプの業態がチェーンのようにつながり、消費者にニュータイプの融合型ホリデー消費体験が提供された。例えば、「下取り販売」をテーマにしたマーケットでは、家電売り場十数スペースが設置され、家電ブランドがずらりと商品を並べていた。
消費の新シーンも続々と登場している。重慶市の中心部では防空壕跡がフル活用され、消費の新スペースが切り開かれた。そして、そこに火鍋や茶館、書店、地元の農家の野菜売り場など設置され、多くの市民や観光客が味覚と視覚の全く新しい体験を楽しむなどにぎわいを見せた。
貴州省貴陽市では、70年以上の歴史を誇る印刷工業が106ブランドが集まるファッショナブルなスペースへと華麗なる変身を遂げた。うち、8ブランドは貴陽市1号店で、3連休中は1日当たりの来客数が延べ3万人以上に達した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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