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海底撈や喜茶、中国式飲食ブランドの海外進出が加速

Record China / 2024年6月12日 23時30分

中国の飲食ブランドがここ数年、こぞって海外進出するのはなぜ?

政策ボーナスの後押しで、企業は海外進出への自信を深めている。商務部をはじめとする9当局が3月に「飲食業の質の高い発展促進に関する指導意見」を発表し、中国の飲食業の海外進出を加速させることを提起し、飲食業の経営主体が海外市場を積極的に開拓することを支援するとした。重点国・地域と検査検疫などの分野での協力を強化し、中国料理の料理人が海外で働くことを積極的に推進し、飲食の原材料・補助原材料などの国際市場への進出を支援することも打ち出した。

広東省食品安全保障促進会の朱丹蓬(ジュウ・ダンフォン)副会長は、「海外進出は業界が発展する中で出てきたニーズに対応することでもある。23年の全国の飲食業の売り上げは前年比20.4%増の5兆3000億元(約115兆円)で、同年に新たに登録された飲食企業は300万社を超え、1万店を擁する複数のブランドが形成され、市場競争が激しくなった。多くの企業が店舗配置ですでに天井にぶつかり、これからさらに営業収益を増やし、利益を上げるために、海外進出ニーズがますます高まっている」と述べた。

現在、中国の飲食業は海外で順調に発展している。米ビジネスコンサルティングのフロスト&サリバンの予測では、26年までに海外における中国式飲食市場の規模は3兆元(約65兆円)に迫り、火鍋市場だけで2000億元(約4兆3400億円)を超える見込みだという。

専門家は、「中国の飲食ブランドにとって、海外に居住する中国人と中国人留学生が最も大きくて安定した顧客層だが、中国の飲食ブランドの影響力をさらに高めるには、より多くの外国人消費者を引きつけることも必要になる」と指摘した。大手レストランチェーンのヤムチャイナの関係責任者は、「現在、中国の飲食ブランドの標準化とブランド運営能力は質的に向上しており、長期にわたり市場を育てた結果、海外の消費者は一般的に火鍋を認知し受け入れるようになった。火鍋をトップ品目として、中国の飲食ブランドは海外の顧客に普及するための基盤ができており、国際的な中国料理の消費者が徐々に増えている」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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