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サッカー欧州選手権などで関連商品業界が熱気、価格は乱高下の見通し―中国メディア

Record China / 2024年6月16日 11時30分

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サッカーの欧州選手権とコパ・アメリカの開幕が近づくと、中国ではユニフォームなど関連商品業界が熱気を帯び始めた。ただし今後は、価格の乱高下が必須という。

サッカーの国際大会であるUEFA欧州選手権とコパ・アメリカの開幕が近づくと、中国ではユニフォームなどの関連商品業界が熱気を帯び始めた。販売数も売上高も上昇している。ただし、大会が実際に始まれば、販売価格の乱高下が必須という。中国メディアの時代財経が報じた。

アディダスやナイキなどの協賛企業のユニホームはすでに続々と発売され、ファンの購入意欲も急速に高まっている。広州市内のアディダス販売店の店員は12日、「ユニホームの売れ行きは先月より好調です。欧州選手権を控えて、ドイツ、スペイン、イタリアなどの代表チームのユニホームはどれもよく売れています」と話した。

ネット通販では、淘宝店に出店しているSFS加蝸サッカー用品の1月の販売点数は3400点余りで、売上高は63万7500元(約1380万円)だった。しかし3月から5月までは1カ月の売り上げ点数がいずれも6000点を越えた。5月の売上高は149万4800元(約3240万円)だった。

サッカーのユニフォームの取り扱い業者であるLさんは、ナイキやアディダスなどのブランドライセンスルートを通じて注文し、売れ行きに応じて販売価格を調整していく方針だ。Lさんは今年2月にネットを通じて、アディダスの、コパ・アメリカでアルゼンチン代表が着用するユニフォームの予約販売を告知した。販売が始まるとLさんが仕入れていた800着余りは、1週間で完売したという。6月12日までの販売数は1000着を超え、売上高は60万元(約1300万円)に達した。

UEFA Euro 2024

Lさんによると、ユニフォームの番号は購入者の希望に応じる。Lさんが番号をつけるので、最近では午前4時あるいは5時になって、やっと眠れる状態という。

Lさんによると、コパ・アメリカよりも欧州選手権の出場チームのユニフォームの方が人気が高い。今のところ、フランス代表やポルトガル代表など人気チームのユニフォームの販売が好調だ。一方で、クロアチアやノルウェーのような比較的「マイナー」なチームのユニフォームも販売好調だ。スポンサーブランドがまだ中国市場で販売していないためで、価格が上乗せされていても購入するファンが多いという。

業者にとっての大きな問題は、大会の進行に伴って各チームのユニフォームに対する需要が大きく変動することだ。チームが勝ち進めば、ユニフォームの需要が高まる。敗退すれば、需要が「腰折れ」してしまう。当然ながら、販売価格は大きく変動する。前出のL氏は、欧州選手権関連でもコパ・アメリカでも「販売価格は高値にも安値にも到達していません。すべては成績次第です」と語った。多くの業者は試合前の在庫補充を停止して、状況を慎重に見ているという。(翻訳・編集/如月隼人)

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