日韓の協力が世界のアニメ市場を豊かにする―台湾メディア
Record China / 2024年6月29日 19時0分
![日韓の協力が世界のアニメ市場を豊かにする―台湾メディア](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/recordchina/recordchina_RC_935990_0-small.jpg)
25日、台湾メディアの電影神捜は、日本のアニメに改編された六つの韓国漫画を挙げ、日韓の協力が世界のアニメ市場を豊かにすると論じた。写真は韓国漫画。
2024年6月25日、台湾メディアの電影神捜は、日本のアニメに改編された六つの韓国漫画を挙げ、日韓の協力が世界のアニメ市場を豊かにすると論じた。
記事はまず、「『アニメ』と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、間違いなくアニメの国、日本だろう。しかし、技術の進歩に伴って生まれた韓国のウェブ漫画(Webtoon、ウェブトゥーン)は、スマホで片手で操作できる読みやすさ、カラー漫画による視覚的な鮮やかさ、ストーリーに合ったBGMなど、従来の漫画とは異なる利点を見せている。さらに、作品自体の質の向上により、徐々に日本でも注目を集めるようになってきた。また、日本の大規模なアニメ市場、先進的な制作技術、比較的緩やかな審査制度により、日本はWebtoonのアニメ化に最適な場所になっている」と説明した。
そして、「近年、韓国の大手Webtoon企業・NAVERとKAKAOの代表作が日本のアニメ制作会社を通じて日本のアニメ市場に進出し、韓国国内でもメディアの注目を集めている。この記事では、日本が制作したWebtoonアニメ作品を通じて、Webtoonが日本のアニメ市場に進出する過程とその背景を紹介していく」として、六つのWebtoonアニメ作品を挙げた。
記事は一つ目の作品に「THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール」を挙げ、「2020年はWebtoonのアニメ化において重要な年だった。この年、NAVERは日本で二つのWebtoon改編アニメを発表。同作品はそのうちの一つとして、『呪術廻戦』を制作した日本のアニメ制作会社・MAPPAによって手掛けられた。物語は、主人公のジン・モリが、高校生の異種格闘大会『ゴッド・オブ・ハイスクール』に招待され、そこで各地から集まる強者たちと激しい競争を繰り広げるというもの。残念ながら、アニメ版は13話にまとめるために多くのエピソードが削られ、キャラクターの個性やストーリーが薄くなってしまったため、公開後の評価は賛否両論だった」と評した。
二つ目の作品は「神之塔―Tower of God―」であるとし、「主人公の夜(よる)が、自分のすべてであった少女・ラヘルを追いかけ、神秘的な塔に挑む物語。しかし、塔の中で彼を待ち受けるのは、無数の謎と罠の試練だった。この作品には、複雑かつ緻密な世界観が構築されており、視聴者が先の読めない展開に引き込まれ大人気となった。なお、2期も今年7月に公開される予定。『神之塔』の日本での成功は、Webtoonが日本のアニメ市場に進出するための重要な契機となった」とした。
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