日本のネット上で「中年男性が娘くらいの女性にモテる小説はもう読みたくない」が議論―台湾メディア

台湾メディアの宅宅新聞はこのほど、日本の文芸誌の公募新人賞をめぐる関係者の感想が日本のネットユーザーの間で議論を引き起こしたと伝えた。資料写真。

台湾メディアの宅宅新聞はこのほど、日本の文芸誌の公募新人賞をめぐる関係者の感想が日本のネットユーザーの間で議論を引き起こしたと伝えた。

記事が「中年男性の皆さんに聞きたい。自分の娘ほどの若い女性が腕の中に飛び込んでくることを夢見ていますか」とつづって紹介したのは、「文學界新人賞」の下読み委員の「中年以上の男性会社員が娘くらいの歳の女性にモテる小説はもう読みたくないです」という感想と、それに対するネットユーザーの反応だ。

同賞について記事は、「日本の老舗出版社である文藝春秋が1955年に設けた文学賞で、作家の夢を抱く新人にとってデビューのチャンスを手に入れる重要な賞となっている」と説明。そして最近発売された書籍「大解剖！文學界新人賞」に登場する下読み委員の「感想」が日本のネットユーザーによって拡散されたと伝え、「こうしたテーマの作品はどれくらいの割合で寄せられるのだろうか」と好奇心を示す人がいる一方、「長年にわたって新作が出版され続けるテーマなのだから、多くの読者に好まれているということではないか」という意見もあると紹介した。

記事はさらに「日本のネットユーザーの反応」として、「古今東西、昔から数多あるのでは」「ある意味で、永遠のファンタジーなんだろうね。一部の男性にとっては。そういう妄想を抱くのは自由だけど、小説にするのは思いとどまれ。自分が他人のそういう妄想を読みたいかどうか、一度立ち止まって考えよう！」「これ願望ってわけじゃなくそういうのが売れてるから書くんだよな」などのコメントの画像も掲載している。（翻訳・編集/野谷）