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「メード・イン・チャイナ」のロボバリスタが海外進出へ―中国メディア

Record China / 2024年7月3日 8時30分

「メード・イン・チャイナ」のロボバリスタが海外進出へ―中国メディア

中国製のロボバリスタが海外進出を果たしている。

「2024中国都市コーヒー発展報告」によると、2023年における中国のコーヒー産業は2654億元(約5兆8388億円)規模に拡大し、ここ3年近くの複合年間成長率(CAGR)は17.14%に達している。そして、今年、その規模は3133億元(約6兆8926億円)にまで拡大する見込みだ。

2023年における中国のコーヒー関連の企業がすでに38万4859社に達したことは注目に値する。そして、一部の中国企業のコーヒー関連商品は海外進出にも成功している。例えば、コーヒーショップの瑞幸(ラッキンコーヒー)や庫迪(コッティコーヒー)はすでに海外進出を果たし、店舗を開店させているほか、「メード・イン・チャイナ」のコーヒーメーカーも海外市場で人気となっている。2023年の「メード・イン・チャイナ」のエスプレッソマシンの輸出総額は75億7000万元(約1665億円)に達した。

コーヒーメーカーと足並みをそろえるように、「メード・イン・チャイナ」のロボバリスタも海外進出を果たしている。上海氦豚ロボット科技の創始者・韓非子氏によると、同社が開発した「COFE+ロボット」が中国内外の政府機関や病院、大学、空港、駅、ショッピングセンター、観光スポットなど100種類以上の場所に設置されており、米国やロシア、フランス、ドイツ、イタリアなど30カ国以上に輸出されている。そしてドイツのソフトウェア企業・SAPや米国のショッピングセンター、オーストラリアのゴールドコースト、中東の遊園地、東南アジアの娯楽施設などにロボバリスタが設置されているという。

中国移動咪咕の関係者は、「現時点で、AIロボバリスタ100台余りが通信キャリア・中国移動(チャイナ・モバイル)の店舗内や、政府機関、企業のホール、カフェなどに設置されているほか、タイの複数の都市を含む、東南アジアにも輸出されている」と説明する。

米市場調査会社グランドビューリサーチが2023年11月に発表した報告は、2030年までに世界のコーヒー市場の規模は6900億9000ドルにまで拡大し、そのCAGRは5.2%に達すると予想している。中でも2023年から2030年の間、アジア太平洋地域の成長率が最も高くなり、同地域で急速に発展するコーヒー文化が市場の成長を推進するカギとなる要素になるとしている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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