ロボット犬に鋭い嗅覚を持たせるには?―中国メディア
Record China / 2024年7月5日 16時50分
![ロボット犬に鋭い嗅覚を持たせるには?―中国メディア](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/recordchina/recordchina_RC_936438_0-small.jpg)
中国でロボット犬に嗅覚を持たせる研究が進められている。
「高性能ガスセンサーは環境保護など複数の分野で緊急に求められている」。華中科技大学光学・電子情報学院教授を務める博士課程指導教員の易飛(イー・フェイ)氏は現在、光谷実験室の専任プロジェクトリーダーだ。人民網が伝えた。
大学から新型研究開発機関、大学の研究チームからイノベーションパートナーに至り、易氏は自分が「光子鼻」のセールスマンになったように感じている。
「光子鼻」とは何か。易氏は、「これは分かりやすい例えだ。プロジェクトチームは光学ガスセンサーの研究を通じ、空間的な制約を受けるミクロ環境における低濃度・複雑成分ガスの検出技術のブレークスルーを達成した」と説明した。
易氏は実験室で親指サイズのセンサーを取り出し、「杭州の人型ロボットを製造する企業とマッチングし、われわれが独自に研究開発した『光子鼻』を取り付けることで、ロボット犬に嗅覚を持たせ、より多くの応用シーンを模索できる」と説明した。
光谷実験室の設立で、大学の科学研究チームの教員にはより多くの選択肢が与えられた。易氏は、「大学の科学研究プロジェクトはオリジナルのイノベーション力で大きな優位性を持つ。当実験室はこれらの科学研究成果の実用化に強力なプラットフォームを提供している。人材、資金、政策誘導、市場促進など複数方面の支援を通じ、当実験室は新型研究開発機関としてこの空白を埋め、大学の科学研究成果の飛躍と実用化に確実な保証を提供している」と述べた。
また、「当チームは光学ガスセンサーの分野で長年研究しており、チェーン全体の中核技術を完全に確立し、海外技術の独占を打破した」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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