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「お前の曽おじいさんは日本人だよ」=父の言葉にまさかと思った―中国人学生

Record China / 2024年7月5日 12時0分

実際に大学に入ってから、自分の力を高めるために中日文化交流会などに参加するようになった。交流を通して、条約の今日的な意味を実感した。新型コロナの感染症拡大の中でも、両国の大学生たちの文化交流は中断しなかった。インターネットなどの先進技術の発展の中で、人との交流はますます容易になった。オンライン会議などを通じて、お互いの文化を伝え、参会者たちはお互いに友好的で睦まじい関係を築いた。日本側の学生たちと私たちは両国の文化の異同点を交流し、会議の終わりには、日本の教授が私たちに余すところなく知識を教えてくれた。素晴らしい体験だった。

その後、先人たちがこの条約を結んだ意義を理解した。先人たちは、日中両国の子孫が二度と戦争の惨禍を経験せず、いかなる偏見も持たない前提で、楽しくコミュニケーションして、共に発展することを願っているのだ。日中が「友好条約」の下で手を携えて共に前進し、明るい未来に向かって歩み出すことを願っているのだ。同時に、曽祖父を弔うためにも、私は両国の交流を促進するために自分の力を尽くしたいと思う。

■原題:先人たちに学ぼう――日中平和友好条約の今日的な意味

■執筆者:劉明碩(厦門大学嘉庚学院)

※本文は、第19回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集「囲碁の智恵を日中交流に生かそう」(段躍中編、日本僑報社、2023年)より転載・編集したものです。文中の表現は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報社の許可を得て掲載しています。

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