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夏の観光シーズン、北京名物の「豆汁」と北京ダックの販売が急増―中国

Record China / 2024年7月16日 22時30分

夏の観光シーズン、北京名物の「豆汁」と北京ダックの販売が急増―中国

北京名物の「豆汁」と北京ダックの販売が急増している。写真は北京ダック。

7月1日から中国の学校が次々と夏休みに入っています。多くの観光客が北京を訪れ、北京の飲食市場にも活気がもたらされています。北京の多くのレストランの客数と売上高は急速に増え、特色ある飲食店では列に並ぶしかありません。

北京の名物として、「豆汁(緑豆を煮てからすりおろして作った豆乳を乳酸発酵させた少し酸味のある北京の伝統的な栄養飲料)」も多くの観光客を引き付けています。午前9時過ぎ、北京伝統的な商店街である前門通りのある豆汁を売る店には、すでに長い行列ができています。店の責任者である郭永振さんは「7月5日以降、人の流れは明らかに上昇し、毎朝5時前に人が並んでいる。現在1日の客数は延べ4000人で、観光客が約80%を占めており、豆汁の1日平均販売量は3000杯から4000杯となっている。客足のピークに向けて、毎日の営業時間を2時間延長し、従業員数も20%増やした」と紹介しました。

豆汁のほかに、北京ダックも北京ならではの名物です。北京の商店街である王府井にある北京ダックのレストランでは、正午過ぎ、5階建ての店内に計180卓あるテーブルにはいずれも空席がありません。レストランの関係担当者は「夏休みが始まると、店の個室は十数日前から予約が入っており、予約は以前より平均3日から5日繰り上がっている。北京ダックの1日当たりの行列は200食分を超え、夏休み前の待ち時間は30分だったが、夏休みに入ってからは2時間になった」と話しました。

データによると、7月以降、北京の飲食店のイートイン注文量は前年同期より40%以上増えました。うち、ミルクティー、コーヒー、かき氷などの飲料店の共同購入注文量は前年同期比90%以上増加し、豆腐脳(豆乳を煮立て石膏を入れてゆるく固めたもの)や豆汁などの軽食ファストフードも85%超増加し、成長率は他の品目を明らかに上回りました。(提供/CRI)

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