1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

5200メートルに挑戦、世界最高標高の風力発電プロジェクト最初の風力タービンのつり上げ完了―中国

Record China / 2024年7月18日 16時20分

5200メートルに挑戦、世界最高標高の風力発電プロジェクト最初の風力タービンのつり上げ完了―中国

世界最高標高の風力発電プロジェクト最初の風力タービンのつり上げが完了しました。

中国南西部のチベット自治区・八宿県の標高5200メートルの高地でこのほど、世界最高標高の風力発電プロジェクトである大唐チベット八宿100メガワット保障性系統連系風力発電プロジェクトの第1号風力タービンのつり上げと据え付けがおこなわれ、つり上げ設備が重量110トン余りのファンインペラアセンブリーを110メートル上空までつり上げ、ナセルと正確にドッキングするのに伴い、つり上げ作業が完了しました。

プロジェクトの現場の平均標高は5050メートル、タービンの最高標高は5195メートル、ナセルの設置位置は5300メートルと報告されています。高高度・高冷地向けに設計された5メガワットのダブルフィード風力発電ユニットが設置され、冷却、潤滑、油圧システムが最適化され、絶縁設計も強化され、強い紫外線、高雷雨頻度などの劣悪な環境下での設備の電気安全を高め、高高度・低気圧条件下での設備の安定運行が確保されます。

同プロジェクトのファンハブの中心高さは110メートル、インペラ直径は195メートル、最大掃引面積は3万平方メートルを超え、サッカー競技場4面分の面積に相当します。満発風速では、1基が1回転するたびに9.5キロワット時の発電が可能です。

同プロジェクトは2023年4月に着工し、単機容量5メガワットの風力タービン20基で構成され、今年10月末に完成し、稼働する予定です。稼働した後、風力発電所は年間2億2300万キロワット時以上のクリーンエネルギーを追加し、年間約7万3100トンの標準石炭を節約し、二酸化硫黄排出量を約621.39トン、二酸化炭素排出量を約18万2800トン、窒素酸化物排出量を約540.97トン削減することができます。地元住民の冬の暖房と安全な電力供給に力強く保障を提供し、超高冷地での風力発電建設に有益な実証を提供します。(提供/CRI)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください