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今年の中国経済半期報告が発したシグナルとは?―中国メディア

Record China / 2024年7月20日 5時0分

経済発展の質が絶えず向上

質の高い発展へと邁進する中国経済を観察する場合、経済の規模を見ると同時に、質についても見る必要がある。上半期の中国経済には以下のような質的な特徴が見られた。

新たな質へと前進した。新たな質の生産力が培われ、成長している。このほど、中国初の「低空域+鉄道」の航空・鉄道連絡輸送プロジェクトが始動。乗客は高速鉄道で深セン北駅に到着すると、すぐにヘリコプターで深センの各区に飛ぶことができる。これにより、従来車で40分かかった移動時間が8分に短縮され、将来的には粤港澳大湾区(「広東・香港・マカオグレーターベイエリア」。広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市クラスター)の90%以上の地区に1時間以内に到着できるようになり、「空飛ぶタクシーで出勤」が現実のものとなる。

環境配慮型への転換が進んだ。グリーン・低炭素へのモデル転換がさらに進んでいる。6月28日、中国初の風力・漁業融合型浮体式プラットフォームである国家能源集団竜源電力の「国家能源共享(エネルギー共有)号」が稼働を開始した。4メガワット(MW)の風力発電機がフル稼働すると、1日で9.6万kWhの電力を発電することができる上、1回の養殖サイクルでの漁業製品収入は数100万元に達することができ、グリーンエネルギーと漁業資源のウィンウィンが実現している。

都市・農村地域構造が最適化された。農村の全面的振興が着実に推進され、地域の協調ある発展の原動力が一層強くなった。全国を見ると、上半期、農村部住民の1人当たり可処分所得は名目成長率で2.2ポイント、実質成長率で2.1ポイント都市部住民を上回った。農村部住民の1人当たり可処分所得を1とした場合の都市部住民の1人当たり可処分所得は前年同期の2.5から2.45に下がり、その差が縮まっている。

また、協調ある発展が大きく前進し、国内の大循環の空間がさらに広くなった。北京・天津・河北は共同で行動プログラムを策定し、六つの重点産業チェーンの発展を促進する行動計画を共同で策定した。長江デルタでは、上海-蘇州-湖州高速鉄道が全線開通し、長江デルタの30分通勤圏、1時間生活圏、3時間高速鉄道圏の形成が加速された。西部では、甘粛省、寧夏回族自治区などが風力・太陽光資源を活用し、新エネルギー産業の発展に力を入れている。このように、地域の融合的発展がプラスの成果を収めている。

基盤を固め、原動力を蓄積し、経済・社会発展が新たな質へ、環境に配慮したものへ、最適化されたものへと向かうようにすることで、中国経済は今後もさらに力強く発展していくだろう。(提供/人民網日本語版)

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