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中韓のEV・電池メーカーがタイとインドネシアに積極進出―香港メディア

Record China / 2024年7月23日 5時0分

インドネシアではまず、EV絡みで韓国資本による電池関連の動きが発生した。西ジャワ州カラワン県では3日、インドネシア初で東南アジア最大規模のEV用バッテリー工場が稼働を開始した。同工場を設立したHLIグリーンエナジーは、韓国の電池メーカーであるLGエナジーソリューションと韓国自動車メーカーのヒョンデのジョイントベンチャーだ。同工場で生産されるバッテリーの大部分は、ヒョンデのKONAに搭載される。

インドネシア投資相によると、同工場は21年に建設を開始し、少なくとも12億ドル(約1900億円)が投じられた。年間で生産される電池の総容量は10ギガワット時で、EV15万台分への必要を十分に満たすという。同工場の建設では第2期分も予定されている。投資額は20億ドル(約3100億円)で、年産能力は20ギガワット時分とされる。

ヒョンデはインドネシアを東南アジア地域の生産拠点としており、年産能力は25万台に達する。同社のIONIQ 5EVは、インドネシア市場で中国の五菱汽車のAir EVと市場競争を展開している。ヒョンデはインドネシアで最も売れているEVブランドで、市場シェアは44%だ。五菱汽車はインドネシアに進出して現地に工場を設立した初めての中国EVメーカーで、市場シェアは40%だ。BYDはインドネシアにヒョンデよりも大規模な工場を建設する計画だ。

インドネシアでの23年のEVおよびハイブリッド車の販売台数は7万1000台だったが、24年には20万台を目標としている。

リチウムイオン電池にとって、ニッケルも重要な原料の一つだ。世界最大のニッケル生産国であるインドネシアは、30年までに年間60万台のEV生産を実現してEV生産大国になることを目指している。インドネシアの自動車業界における狙いはEVに限らず、日本の自動車メーカーが主導するハイブリッド車の開発も奨励している。(翻訳・編集/如月隼人)

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