韓流にハマる日本の中年男性が続出？韓国アイドルの昭和の名曲カバーが話題＝韓国ネット「音楽の力だ」

22日、韓国・毎日経済は「K‐POPガールズグループ『NewJeans』のメンバーのハニが、がん闘病中の60代の日本人男性に感動と勇気を与えたエピソードが話題となっている」と伝えた。

2024年7月22日、韓国・毎日経済は「K‐POPガールズグループ『NewJeans』のメンバーのハニが、がん闘病中の60代の日本人男性に感動と勇気を与えたエピソードが話題となっている」と伝えた。

記事によると、ハニは先月末、東京ドームで松田聖子の「青い珊瑚礁」を披露した。この映像が先月27日にYouTubeチャンネル「バーニーズ動物病院」に掲載され、ある日本人男性の寄せたコメントが注目を集めたという。

日本人男性は自身を「61歳でがん闘病中」と明かし、「（ハニの『青い珊瑚礁』を聴いて）毎日が輝いていた44年前を思い出した」「感動と勇気をありがとう」「頑張ってがんに勝つ」などと書き込んだ。これを見た韓国のネットユーザーからは続々と応援の声が寄せられ、日本人男性は「心優しい韓国の皆さん、激励のメッセージをありがとう」と感謝をつづったという。

記事は「『青い珊瑚礁』は1980年に有名歌手の松田聖子が発表した曲で、夏の海の美しさを舞台に1人の女性のときめきとわくわくを表現した曲」「当時日本で大人気を博した」「経済が急成長したことで消費者の購買力が高まり、それが文化とエンターテインメント産業の発展につながった『日本の黄金期』を代表する曲だ」などと説明。「レトロな感性を刺激するというNewJeans所属事務所代表の戦略が日本の30～50代の中年男性らを沸かせたことで、今後NewJeansのファン層が日本人男性にまで広がるかどうかが注目されている」と伝えている。

これを見た韓国のネットユーザーからは「ハニはとても上手だったし、パフォーマンスも可愛らしかった。69歳の僕が80年代に日本に通って聴いていた思い出の歌をこんなにもかわいらしくカバーしてくれてありがとう」「ハニ最高。歌を自分のものにして歌いこなしていた」「心温まるニュースだな」「感動。がんが早く完治しますように」「音楽の力だ。誰かの癒やしや力になれる」「ハニの『青い珊瑚礁』は韓国でも大ブーム」「僕も何十回も繰り返し聴いた」「中毒性のある歌。ハニの歌声はもちろん、ダンスやジェスチャー、服装まで全て昔の雰囲気を再現できていた。これまでに『青い珊瑚礁』をカバーしたどの歌手よりも素晴らしい。日本の黄金期を生きた日本人なら思わず見てしまうだろうね」などの声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）