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最も暑い三伏、背中の日光浴は手軽なヘルスケア?―中国

Record China / 2024年7月27日 15時0分

最も暑い三伏、背中の日光浴は手軽なヘルスケア?―中国

中国では毎年、一年で最も暑い三伏のシーズンを迎えると、背中の日光浴が注目を集める話題になる。

中国では毎年、一年で最も暑い三伏のシーズンを迎えると、背中の日光浴が注目を集める話題になる。「背中の日光浴は陽の気を取り込み、体にたまった湿気を取り去ることができる」という人がいれば、「ダイエットに効果的に」という人もいる。ただ中には「日光浴をしていて熱中症になった友達がいる」という人もいた。三伏の背中の日光浴にはどんなメリットがあるのか。具体的なやり方はどうか。

三伏の背中の日光浴は本当に陽の気を補い湿気を取り去ることができるか?答えは「できる」

三伏シーズンは自然界で陽の気が盛んになる時期だが、気温が高く湿度が上がり、陽の気が損なわれやすくなる。

人体の経絡を見ると、流れが滞りやすく冷えやすい経絡が2本ある。1本は背中の真ん中にある督脈で、「陽脈の海」と言われ、全身の陽の経絡を司る。もう1本は膀胱経で、頭から足まで全身をめぐる経脈だ。


三伏に背中の日光浴をすれば、督脈と膀胱経が陽の気を生じるのを助け、陽の気が満ちれば、湿気と冷えは自ずからなくなり、経絡の流れがよくなり、内臓を調節し、病気に負けない強い体になるといったメリットがあるほか、腎臓の働きを助け、カルシウムの吸収を促し、血の流れを改善し、睡眠の質を高めることもできる。ただダイエットには大した効果がなく、脂肪燃焼を助けることができない。

三伏の背中の日光浴へのヘルスケアアドバイス

三伏の背中の日光浴は、午前7~9時か午後3時以降がよく、日差しが強い時は時間を適宜前後させてよい。毎日する必要はなく、1日おきでいい。


日光浴は主に背中の中心から下の部分で、特に脊柱の両側の膀胱経のツボだ。背中に太陽を浴びて軽く汗ばむ程度でよいが、大量に汗をかいてはいけない。日光浴をしている時に、汗をかきすぎるとともに、体温が上昇する、全身に力が入らない、めまいがするなどの不快な症状が現れたら、熱中症の可能性があるので速やかに病院に行った方がいい。

どれくらいの時間、日光浴をしたらいいのか。大人は1回15~30分。高齢者は年齢が上がると、ビタミンを合成する力が弱くなるので、日に当たる時間を適宜長くするとよいが、1度に当たりすぎてはだめで、軽く汗ばむ程度でよい。子どもは皮膚が柔らかいので、個人差はあるが、最長でも15分を超えないようにする。

体の湿気が多い、陽虚の体質(寒さに弱く、手足が冷えやすく、元気がない)の人は背中の日光浴に適しており、抵抗力が弱い人は適度な日光浴をすればメリットがある。光線過敏症(紫外線アレルギー)の人、高血圧、脂質異常症、糖尿病、冠状動脈性心疾患、妊婦などは控えた方がいい。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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