1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

SF映画や科学研究論文から「飛び出した」特殊ロボット―中国

Record China / 2024年7月29日 7時30分

国網杭州市蕭山区電力供給公司の研究開発者である練徳強氏のチームは掃除ロボットからインスピレーションを得て、固定型、携帯型、回転型の異なるバージョンの太陽光発電掃除ロボットを研究開発した。掃除の効率は最高で1時間当たり300平方メートルに達する。

練氏は、「特殊ロボットの研究開発と産業化は、市場の発展方向を牽引する必要がある。閉鎖的な環境で研究開発を行うという古い道を避けなければならない。重要なのは、開放、協力、市場志向のイノベーションエコシステムを構築することだ」と述べた。

清華大学、浙江大学、吉林大学はさらに同社と緊密な産学研協力関係を結び、高圧送電線、共同溝、変電所などの電力を保証する重要なポジションで働く多くの特殊ロボットを研究開発している。

浙江大学湖州研究院空・宇宙ロボット研究開発チームは、宇宙ステーションモジュール内の人型ロボットを設計した。「Taikobot」と名付けられ、中国の宇宙飛行士の英語名「Taikonaut」と「Robot」を合わせた名称だ。そしてこのロボットは、実際の問題を解決する需要に基づき設計されたものだ。現在の宇宙ステーションは主に有人で運営されており、宇宙飛行士の軌道上の試験と宇宙ステーションの日常的なメンテナンスに頼っている。従来的な宇宙ロボットは宇宙ロボットアームが代表的なもので、コストと打ち上げの難易度が高く、拡大を続ける軌道上サービス市場をカバーすることが難しくなっている。低コスト、分散型、スマート化の小型軌道上サービスロボットの開発が緊急に必要となった。

中国工業・情報化部の党組書記を務める金壮龍部長はこのほど、国務院新聞弁公室が開催した記者会見で、「新たな科学技術革命と産業変革において、AIや人型ロボットなどが次々と誕生し、各国が将来を見据えた計画と展開に取り組んでいる。AIは経済・社会の発展に新たな原動力を注入し、人々の生産・生活スタイルを深く変えつつある。科学技術革命と産業変革の有利なタイミングをつかみ、企業がいち早く展開し、持続的に投資し、未来の発展の新たな優位性を構築し、科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い融合に取り組むことを奨励・支援する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください