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「済州島に行くお金があれば日本に行く」韓国の流行語、実際に比較すると驚きの結果が―韓国メディア

Record China / 2024年8月3日 12時0分

「済州島に行くお金があれば日本に行く」韓国の流行語、実際に比較すると驚きの結果が―韓国メディア

30日、韓国メディア・韓国経済は「最近『済州島に行くお金があれば日本に行く』という言葉が流行語のように使われているが、実際に比較すると驚きの結果が出た」と伝えた。写真は済州島。

2024年7月30日、韓国メディア・韓国経済は「(韓国の人気観光地の)済州島を訪れた韓国人旅行客の間でぼったくり料金が物議を醸し、最近は『済州島に行くお金があれば日本に行く』という言葉が流行語のように使われているが、実際に比較すると驚きの結果が出た」と伝えた。

旅行リサーチ専門機関「コンシューマー・インサイト」によると、「済州島に行くお金があれば日本に行く」という言葉について、88%が「聞いたことがある」、83%が「実際に可能だ」、70%が「共感する」と回答した。

記事はこの結果について「大多数の人がその言葉を知っており、実際に可能だと信じ、その考えに共感するほど普遍的観念として定着したことを意味するが、現実は違っていた」とし、「3泊4日の旅行費用を予想してもらった結果、済州島は86万ウォン(約9万6000円)、日本は110万2000ウォン(約12万3000円)で、日本が1.3倍高かった」「さらに日本旅行の実際の費用は予想より高く、コンシューマー・インサイトの『旅行形態および計画の週次調査』を見ると、昨年1~10月に済州島と日本を訪れた旅行客の平均支出額は、済州島が52万8000ウォン、日本が113万6000ウォンで2.15倍だった」と説明した。

こうした誤った認識は、済州島を旅行したことのない人の間でより強かったという。回答者のうち1年以内に済州島を旅行した人は旅行費用を78万8000ウォン、過去に1回でも訪れたことのある人は84万6000ウォン、1度も訪れたことのない人は93万5000ウォンと予想した。これに対し日本旅行の予想費用は、それぞれ114万ウォン、110万4000ウォン、109万9000ウォンで、訪れた経験による差はほぼ見られず、むしろ旅行経験がある人や最近訪れた人ほど高く予想する傾向があったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「済州島からお金をもらって書いた記事では?」「旅行は楽しくお金を使うために行くもの。だからお金を出してイラっとさせられる済州島に行くくらいなら、少し上乗せして日本に行くという言葉が生まれた」「日本は近いとはいえ海外だからお金がかかるのは当然。ただ、同じ1万ウォンを使っても満足度が違う」「日本のどこと比較したの?大阪や福岡は済州島の飛行機代より安かったけど?」「費用よりも費用に対する満足度が問題。日本で使うお金は少しも惜しくない」「済州島はぼったくりのイメージが強く染み付いてしまった。韓国人はもう誰も行かないよ」「済州島に2回、日本に2回行った。お金は日本で使うのが正解だ。おいしいものも多いし、欲しいものもたくさん見つかる」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

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