＜バスケ男子＞日本がフランスに惜敗、中国ファンは日本をたたえ、審判の判定に不満

パリ五輪バスケットボール男子のグループB第2戦で、世界ランキング26位の日本は地元フランス（同9位）に惜敗した。

パリ五輪バスケットボール男子のグループB第2戦で、世界ランキング26位の日本は地元フランス（同9位）に惜敗した。だが、バスケが盛んな中国のファンからは日本をたたえる声が上がっている。

日本は第1クオーターで7点をリードされるも、第2クオーターではリズムの良い攻撃が見え始め点差を5点に縮める。第3クオーターは一進一退となり、5点差のまま迎えた第4クオーター。追い上げムードが高まる中、八村塁が2度目のアンスポーツマンライクファウルで退場処分に。それでも、河村勇輝の活躍でついに逆転に成功する。

しかし、試合終了10秒前、相手の3ポイントシュートが決まり、さらにチェックに行った河村がファウルを取られてフランスにフリースローが与えられる。これを決められて84－84の同点に。試合は延長戦の末、最後はフランスに押し切られ90－94で敗れた。

中国のSNS・微博（ウェイボー）ではこの試合の関連ワードが複数トレンド入りするなど注目を集めており、バスケファンからは「日本はよく戦った」「日本（グッド）。負けはしたが素晴らしかった」「確かにすごかった」「河村は背が低くてもバスケができることを示してくれた」「『スラムダンク』があと少しのところで現実になった」「いや、もうすでに現実になってるよ」といった声が上がった。

また、「（第4クオーター）最後の審判の判定はひどかった」「最後の3＋1はお笑いのネタか何かか？審判は何かの任務を背負ってきていたようだ」「開催国に有利な判定。あの4点プレーがなければ延長戦に入ることはなかった」「開催国フランスを負けさせるわけにはいかなかったのだろう」など、判定に疑問を呈する声も多数上がっている。

このほか、「うらやましいと言うしかない」「アジアナンバーワンは日本」「中国バスケと日本バスケの差はますます広がったな」「中国がフランスとこんな戦いができたらファンは熱狂するだろうな」などのコメントも寄せられている。（翻訳・編集/北田）