＜卓球＞表彰式で中韓朝の選手が和気あいあい記念撮影、中国ネット「涙が出た」「これぞ五輪の意義」

パリ五輪卓球混合ダブルスの表彰式で、中国、北朝鮮、韓国の選手が和気あいあいと記念撮影をする様子が話題になっている。

パリ五輪卓球混合ダブルスの表彰式で、中国、北朝鮮、韓国の選手が和気あいあいと記念撮影をする様子が話題になっている。

30日に行われた決勝では、中国の王楚欽/孫穎莎（スン・インシャー）ペアが北朝鮮の李正植（リ・ジョンシク）/金琴英（キム・グムヨン）ペアを4－2で下して金メダルを獲得。銅メダルは3位決定戦で香港ペアに勝利した林鐘勲（イム・ジョンフン）/申裕斌（シン・ユビン）ペアだった。

注目されているのは表彰式後、イム・ジョンフンがスマホの自撮りで6人の記念撮影をするシーン。現場では北朝鮮選手も含めて笑顔を見せるなど和気あいあいとした雰囲気で、孫穎莎が背後にいたプレゼンターの中国卓球協会・劉国梁（リウ・グオリアン）会長を写り込ませようと角度を変えて撮影するよう頼み、周囲が応じるなど、和やかな雰囲気だった。

中韓朝の選手が和気あいあいで記念撮影

この光景に、中国のネットユーザーからは「心が温かくなった」「見てて涙が出てきた」「これこそがオリンピックの意義」「五輪は平和の祭典だもんね」「本当に素晴らしい。美しい光景だ」「最高の瞬間だね」「声を掛け合って笑顔になる姿は、世界は美しいと思わせてくれた」「ここだけじゃなく、これからも仲良くやっていこうよ」などの声が上がっている。（翻訳・編集/北田）