＜卓球＞中国・王楚欽のラケットがカメラマンに踏まれ壊される！ 本人は怒りあらわ

パリ五輪卓球混合ダブルスで優勝した中国の王楚欽（ワン・チューチン）のラケットがカメラマンに踏まれ、壊される事故があった。

パリ五輪卓球混合ダブルスで優勝した中国の王楚欽（ワン・チューチン）のラケットがカメラマンに踏まれ、壊される事故があった。中国メディアの澎湃新聞などが伝えた。

30日に行われた決勝で、中国の王楚欽/孫穎莎（スン・インシャー）ペアが北朝鮮の李正植（リ・ジョンシク）/金琴英（キム・グムヨン）ペアを4－2で下して優勝した。

コート内で国旗を掲げて観客の声援に応えていた王楚欽だが、その後、ベンチに戻った際に自身のラケットが壊れているのを発見。大会スタッフに詰め寄り、怒りをあらわにした。

直前に、コート内で国旗を掲げる王楚欽と孫穎莎を撮影するため複数のカメラマンが中国側のベンチに入り込んでおり、そのうちの誰かが誤って踏んでしまったとみられる。

王楚欽は「カメラマンがラケットを踏み、折れた。五輪のカメラマンだが、こんなことは起こるべきではない」「ちょっとわれを失った。なぜこんなことになるのか理解できない。でも、起こったことは仕方がない。それが天意だ。予備のラケットでも試合はできる」と語った。

中国のネット上では「腹が立つ」「わざとじゃないのか！」「ラケットなんて大きい物を気付かずに踏むなんてことがあるか？」「王楚欽のシングルスの対戦相手を調べろ」「現場には（スマホ含め）多数のカメラがある。誰が踏んだか撮っている人がいるはず」「現場の五輪スタッフにも責任があるはず」など、怒りのコメントが殺到している。（翻訳・編集/北田）