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中国・中古車市場の残存価値、高いのはドイツ車と日本車、中国車が続く

Record China / 2024年8月2日 18時0分

中国・中古車市場の残存価値、高いのはドイツ車と日本車、中国車が続く

中国の中古車市場では「ドイツ車と日本車は残存価値が高く、それに続くのが中国車」と中国紙が報じた。新車市場でのドイツ車の人気は中古車市場での地位を保証している。写真は中古車市場。

中国の中古車市場では「ドイツ車と日本車は残存価値が高く、それに続くのが中国車」と中国紙が報じた。新車市場でのドイツ車の人気は中古車市場での地位を保証。今年上半期の中古車販売台数トップ5はBMW、メルセデス・ベンツ、アウディとすべて独高級メーカーのものだった。

東方新報が紹介した中華全国工商業連合会自動車ディーラー商会(CADCC)のレポートによれば、使用後3年の独メーカーの車両は平均して新車価格の62.43%で販売できる。次に続くのが日本メーカーで、車両の平均残存価値は60%だった。

中国の自動車メーカーは、57.34%で3位に付けた。4位には平均54.78%の韓国車で、現代自動車と起亜自動車がランクインしている。米国車と英国車は、それぞれ50.33%と46.08%の残存価値を持っている。

リストの最後はフランスメーカーの主にプジョー(Peugeot)とシトロエン(Citroen)。3年間の使用後の中古車市場での価格は新車価格の42.46%しか得られない。残存価値は新車市場でのメーカーの人気度も示している。仏メーカーは長らく中国の自動車購入者の間で人気が低い。

今年上半期におけるプジョーとシトロエンの新車販売台数は合計で3万7700台だった。それに対し、独フォルクスワーゲン(VW)は同期間に中国で134万台の車両を販売した。

中古車販売台数リストをトップ10に拡大すると、ホンダ、日産自動車、ゼネラル・モーターズ(GM)、そして長城汽車がランクインした。

新エネルギー車(NEV)に関しては、中国メーカーが主導する分野だ。最高の残存価値を持つトップ10のEVのうち、四つは比亜迪汽車(BYD)、二つは中国のスタートアップ企業である上海蔚来汽車(NIO)、一つは同じく中国のスタートアップ企業である小鵬汽車(XPeng)の車だった。

EVトップは1年使用後でも元の価格の77.85%を保持するポルシェ(Porsche)のタイカン。BYDのSealとNIOのET5Tがそれぞれ2位と3位に入り、いずれも75%を超えている。米テスラ(Tesla)のModel3は74.50%で4位だ。

セダンタイプのプラグインハイブリッド車(PHV)のセグメントでは、よりバランスの取れた状況が見られ、ポルシェのパナメーラがトップに立ち、メルセデス・ベンツのEクラス、BYDの漢、BYDの秦Plus DM-i、そして零跑汽車(Leapmotor)のC01が続いた。(編集/日向)

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