＜テニス＞鄭欽文に敗れた2位と3位の選手が中国メディアの取材を拒否？キャスターの投稿に批判も

パリ五輪のテニス女子シングルスで中国の鄭欽文に敗れた2位と3位の選手が中国メディアの取材を拒否したとする、中国国営中央テレビのスポーツキャスターのウェイボーへの投稿が物議を醸している。

パリ五輪のテニスは3日、女子シングルス決勝が行われ、中国の鄭欽文（ジョン・チンウェン）がクロアチアのドナ・ベキッチを6-2、6-3で下し、シングルスで中国選手初の金メダルを獲得した。

これに関連し、ベキッチと、準決勝で鄭に敗れ3位決定戦に勝利して銅メダルを獲得したポーランドの「クレーコートの女王」イガ・シフィオンテクが試合後にミックスゾーン（取材専用スペース）で中国メディアの取材を拒否したとする、中国国営中央テレビ（CCTV）のスポーツキャスター、邵聖懿（シャオ・ションイー）氏の微博（ウェイボー）への投稿が物議を醸している。

邵氏は、2人が中国メディアの取材を拒否したとし、「テニス界では珍しいシーンだ」とも記した。

邵氏の投稿に対し、中国のウェイボー利用者からは「外国メディアのインタビューに応じなくても、別に問題ないと思うけど」「そんなルール誰が決めた？」「著名キャスターなのに、相手の立場に立って考えられないのかしら」「扇動的な発言やアクセス数稼ぎの投稿はやめるべきだ」など批判的なコメントが多く寄せられた。（翻訳・編集/柳川）