中国旅行でこれをしてはいけない―露メディア

6日、環球網は、中国旅行で留意する点についてロシアメディアが紹介する記事を掲載した。

2024年8月6日、中国メディアの環球網は、中国旅行で留意する点について紹介したロシアメディアのガゼータ・ルーの4日付文章を掲載した。

文章は、ロシア人の間で中国が人気目的地の一つとなっており、現在ロシア人観光客は個人でもツアーでも中国を訪れることができ、ツアーの場合はビザも免除されていると伝えた。そして「初めて中国を訪れる人は、旅行前に現地の習俗についてしっかり把握しておくべきだ」として、注意点を挙げている。

まず、中国ではロシア人にとっては不思議な質問をされることがあるとし、旅行会社の関係者の話として「ロシア人は初めて会う人に年齢を聞いたりしないが、中国人にとっては一般的な儀式になっている。こちらも相手に年齢や結婚状況を聞くことによって、相手との距離を縮めることができる」と説明。また、中国人は日常的に「ご飯食べましたか？」というあいさつをすると伝えている。

また、やってはいけないことについては、公衆の面前で抱き合ったり、相手の背中をたたいたり、握手以外で体に接触したりしないこと、名前を呼び捨てにせず、敬称などを付けること、中国人は自らの名声を守ることを重んじているため、公共の場で他人を侮辱しないこと、軍事施設や国防企業を撮影しないこと、麻薬を売買、所持したり、ポルノ産業にかかわらないこと、怪しい物には触れず、見知らぬ人からの運送依頼は引き受けないことなどを挙げている。

文章はさらに、ロシア人学者の見解として「中国人は平和を愛する。外国人と付き合う際には特別な礼儀とリスペクトを示す。もし外国人観光客が故意ではなく中国のルールや習俗に反した場合、中国人は理解を示すと同時に正してくれる」とも伝えた。（翻訳・編集/川尻）