パリ五輪閉幕、卓球2冠の陳夢が報奨金暫定トップ―中国メディア

中国メディアの第一財経によると、パリ五輪の金メダリストに贈られる報奨金や自動車などの物品の総額ランキングで、暫定トップは卓球の女子シングルスと女子団体で2冠の陳夢だという。

パリ五輪は11日、全日程を終えて閉幕した。中国は海外開催の五輪で過去最多となる40個の金メダルを獲得した。

中国メディアの第一財経によると、金メダリストには、国家体育総局や地方の体育総局・政府、企業・個人からの報奨金のほか、企業から自動車などの物品が贈られるが、11日時点で判明している総額のランキングで、トップは卓球の女子シングルスと女子団体で2冠の陳夢（チェン・モン）だという。

陳には、女子シングルスでの金に対し、企業・個人からの報奨金が336万元（約6888万円）、自動車が30万元（約615万円）相当、女子団体での金に対し、自動車が10万元（約205万円）相当で、計376万元（約7708万円）相当が贈られることが判明している。

2位は卓球の混合ダブルスと男子団体で2冠の王楚欽（ワン・チューチン）と混合ダブルスと女子団体で2冠の孫穎莎（スン・インシャー）。混合ダブルスでの金に対し、企業・個人からの報奨金が168万元（約3444万円）、自動車が15万元（約307万円）相当、団体での金に対し、自動車が10万元相当で、計193万元（約3956万円）相当。

4位は女子シンクロ板飛び込みで金の昌雅妮（チャン・ヤーニー）で、地方の体育総局・政府からの報奨金が60万元（約1230万円）、自動車が15万元相当で、計75万元（約1537万円）相当。

5位は競泳男子4×100メートルメドレーリレーで金の孫佳俊（スン・ジアジュン）で、地方の体育総局・政府からの報奨金が60万元、自動車が7万5000元（約153万円）相当で、計67万5000元（約1383万円）相当。

国家体育総局からの報奨金については現時点で未発表だという。（翻訳・編集/柳川）